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http://iwj.co.jp/wj/open/archives/288991#idx-4
小林節氏がこの「立憲政治を取り戻す国民運動委員会」を立ち上げたのも、安倍政権から立憲主義を取り戻すためである。小林節氏は「僕はもう死んでいるかもしれないが、この国に立憲主義が根付くまではこの運動を続けたい」とまで言い切っているが、今は何よりも、夏の参院選で与党とその補完勢力に3分の2以上の議席を取らせないことだ。そのためには、自公の代わりになる受け皿として野党共闘が最低限の条件になる。しかし、野党第一党の民主党は年をまたいでも、一向に野党を取りまとめることができなかった。このままでは参院選で惨敗する――。市民はもちろん、野党の幹部からも「民主党がどうしたいのか分からない」という不満の声が噴出するようになっていた。
小林節氏自身、2月上旬から各野党政党の党首やナンバー2と面会を重ねていたという。ある政党幹部の前では「民主党抜きでやろう」と「ぶち切れ」た場面もあった。直後、5野党は党首会談を行ない共闘をアピール。「安保法廃止」と「安倍政権打倒」を実現するため、できる限りの選挙協力を行なうと表明した。しかし、「そうやって慌ててまとまった連中だから、集まっただけでは勝てないですよ」と小林節氏は今も不満を隠さない。
「全員がまとまって全力で戦って、政策と候補者の顔でわくわく感を出さないと浮動票は出てこない。民主党の幹部はどんな選挙でも勝ってきた人たちだから感覚がずれている。万年野党でも自分だけが議員でいればいいという人もいると思う」
小林節氏は今後、野党共闘が勢いづかず選挙に希望が見い出せなければ、自身が旗を立て「新党を立ち上げる可能性もある」と驚きの発言を口にした。
160225 「民間立憲臨調」記者会見
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自民党議員がどれだけ政治とカネや不倫などで不祥事を起こしても、どれだけ大臣の失言が続いても、支持率はちょっと落ちるぐらいです。普通だったらとっくに政権ひっくり返ってもおかしくない状況でしょう。
どうして支持率が落ちないかと言えば「野党がダメすぎる」のと「マスコミが安倍チャンネル」になってしまったことが理由として挙げられます。
で、
なんとなく「野党共闘」をやってみても全然支持率は上がりませんし、マスコミは「電波停止」と言われても抗議すらしないことが判明しました。
と言った感じで見てみると、もはや残された道は既存政党以外の「新党」しかないのではと思います。そういった「新党」なら、マスコミも政治無関心層もイヤでも注目せざるを得ません。
アメリカ国民のようにズタボロになってから既成政党に反抗するのか?
日本人がズタボロになった時に反抗できる体制が維持されているのか?
「新党」どうですかね?
「野党共闘」をこのまま進めて、勝てますかね?
大手メディアに書評はたぶん出ないだろうが、マーティン・ファクラー『安倍政権にひれ伏す日本のメディア』(双葉社)はお薦め。単なる「安倍政権批判本」でなく、日本におけるジャーナリズム不在の実情やその背景、問題点が多角的に分析されている。 pic.twitter.com/aR59uTU6p4
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) 2016年3月2日