30日自民党若手議員による勉強会「文化芸術懇話会」で報道規制につながる弾圧的発言や沖縄2紙を「つぶした方がいい」といった暴言が相次いだ問題を受けて国会内で「言論の弾圧を許すな!怒りの緊急集会」が開かれました。
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沖縄タイムスの東京支社の報道部長・宮城栄作氏は「この議員たちが安倍首相の側近とされる人たちだと考えると、やはり安倍政権の底流にある本音が明け透けになったとみるべきだ」と指摘する。
琉球新報東京支社の報道部長である島洋子氏は「これからも地元紙として政府寄りではなく、『沖縄に偏向した』報道をしていきたい」と語った。
枝野議員は「民主主義の前提である表現、報道の自由がこうした状態になり、立憲主義、民主主義が危機にあることが明らかになった」と指摘する。
そのうえで、満員となった会場に向け、「戦後の民主主義が70年も経ようとしているのに、こうした問題が公然と語られることは同じく国会に議席を持つ者として情けなく感じる。『おかしい』という国民の輪をいかに広げるかが重要だ」と語った。
維新の党の初鹿明博議員も集会に参加した。初鹿議員は6月26日に、いわゆる「戦争法案」に反対する渋谷集会(※)に参加し、共産党の志位和夫委員長と手を取り合ったことで党から厳重注意を受けたばかり。
初鹿議員は副幹事長の辞表を提出した直後に、この日の議員会館での集会に駆けつけた。
「いろいろお騒がせしている初鹿です。報道機関を懲らしめると言った大西英男議員が私の(選挙区の)相手なので、必要以上のことは言わないが、表現の自由、報道の自由を妨げることがあってはならない。そんな政権に、このような重要な法案(戦争法案)を審議する資格はない」
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枝野幹事長・初鹿議員も参加し、ここへきて自民党VSオール野党の構図が徐々に出来上がってきている感じがします。隠れ与党の維新はほかっておき、この動きを拡大し自民党VSオール国民にしていく必要があります。