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http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2787229.html
徹底した総理官邸主導で進められた、とみられる資料の準備。「G7のような国際会議で議論する資料なのに、財務大臣などと事前にすりあわせしないというのは通常はありえない」(政府関係者)
http://mainichi.jp/articles/20160601/ddm/001/010/194000c
現在の新興国の景気減速と2008年のリーマン・ショックを比較する数値が並ぶ資料は、政府関係者らの間で「リーマン・ペーパー」と呼ばれ、首相がサミットで世界経済の「リスク」を強調し、外的要因による増税先送りを主張する補強材料としての役割を果たした。
ペーパーは、サミット開幕を2日後に控えた24日、首相官邸で開かれた関係省庁の「勉強会」の席上、突然配布された。予定通りの増税実施を求める財務省にとっては「寝耳に水」(幹部)。財務省2階の大臣室に駆け込んだ幹部からペーパーを見せられた麻生太郎副総理兼財務相は「何がリーマン・ショック前だ。変な資料作りやがって」とうなった。
首脳宣言の表現は最後まで調整が続き、結果的にトーンダウンした表現で決着した。ところが、首相は27日のサミット終了後の記者会見で「世界経済が通常の景気循環を超えて危機に陥る大きなリスクに直面している」と強調し、増税先送りをにじませた。首相の会見原稿を用意したのも経産省ラインだった。
市場からは「米国が利上げに動こうとしているのに世界経済は危機目前などと言うのは、国際的に恥ずかしいこと」(国際金融関係者)との声すら上がる。それでも官邸が批判を承知で材料提示に奔走したのは、「リーマン・ショックや大震災のような事態が発生しない限り増税を実施する」と繰り返してきた首相の増税延期判断を正当化するためだった。
【玉木議員コメント】民進党 サミット関連調査チーム 会合
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以下ネットの反応。
今朝の産経新聞は、G7サミットで使われた4枚の資料はリーマンショック級の経済危機を印象づけるため総理側近と経産省幹部などごく数人で極秘に作成したと報じている。外務省を中心に作成したとのこれまでの説明と矛盾する。改めて説明を求めたい。 pic.twitter.com/YdLjnYBnes
— 玉木雄一郎 (@tamakiyuichiro) 2016年5月31日
内政における自己正当化の手段(有り体に言えば「言い訳」)に外交の場であるサミットを利用しようとした安倍首相のトンデモなさを裏付ける毎日の記事。…それにしても各国首脳に対して失礼だとは考えなかったのだろうか?https://t.co/J1jq7RxlLH
— toriiyoshiki (@toriiyoshiki) 2016年6月1日
これは信じられない暴走…検証:首相、増税再延期決定(その1) 「リーマン資料」極秘準備 経産主導、財務・外務反発 - 毎日新聞 https://t.co/HetWiqY7By
— 鈴木達治郎 (@tatsu0409) 2016年5月31日
国際社会相手に、甚だいい加減な事をやっているわけですね。⇒検証:首相、増税再延期決定(その1) 「リーマン資料」極秘準備 経産主導、財務・外務反発 - 毎日新聞 https://t.co/Xqm9ZCpitm
— 堀 茂樹 (@hori_shigeki) 2016年5月31日
麻生太郎副総理兼財務相はサミット直前に内容を知り、官邸側に公表中止を求める一幕もあったという。
閣僚経験者「最近の国際商品価格の下落は米国のシェール革命による原油安が影響しており、すべての需要が先細ったリーマン時とは状況が違う」 https://t.co/eXCyUhZ6Qn— i (@_96129) 2016年6月1日
なんか安倍総理は今日の会見でもやたらと「サミットで各国首脳と合意を得た」と言ってましたけど、サミットで使った資料はこんなもんらしいです。産経にも指摘されちゃってます。
しかし、今日の記者会見はいつにも増して意味不明でしたな。「デフレに戻らないように」と言ったと思ったら「デフレから脱却する」と言っちゃう場面もありましたし、欧米と歩調を合わせていくと言ったと思ったら、欧米のような格差社会にはしないとディスってみたりもしてました。
やっぱし事実から程遠いことを言おうとするとあんな感じになっちゃうんでしょうね(わずかな時間も取り繕えない)。あとは編集マジックでお願いみたいな感じでしょうか。