トリンプ・インターナショナル・ジャパンが発表した「下着白書Vol15」によれば、「ブラジャーのカップサイズ別売り上げ推移」の最新調査結果(14年度)で、Aカップ率が5.3%で、初めてFカップ率(6.0%)を下回り、約6割がAカップだった1980年の調査開始以来、最低になったことが判明しました。
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FカップがAカップを初めて上回る 日本人に“巨乳”増えたワケ http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/lifex/161356/2
Cカップ…26.3%
Dカップ…24.1%
Bカップ…20.5%
Eカップ…16.2%
Fカップ…6.0%
Aカップ…5.3%巨乳化の大きな原因は、食事が変わったことでしょう。日本人は、ここ30~40年ほど、欧米並みに、乳製品や肉類を好むようになりました。動物性の肉や脂を摂取することで体形が肥満化したり、残留ホルモンや、添加物など由来の内分泌撹乱によるホルモンのアンバランスが起こり胸が大きくなったとも考えられます。
巨乳女子の増加に伴い、「乳がん」「子宮がん」リスクも高まっているというのだ。
「欧米の女性科学者が書いた『乳がんと牛乳――がん細胞はなぜ消えたのか』(径書房)の分析は衝撃的でした。欧米人は胸が大きい代わりに乳がんが多いという結果が出ているのです。乳製品、乳脂肪を含んだ製品を取り過ぎたり、トランス脂肪酸を好んで大量に摂取したりすると、女性ホルモンに影響を与え、おっぱいが異常に巨乳化し、乳がんなどを発症するというのです。」
最近の日本人女性は「細いのにおっぱいだけ大きい」人が多い。これは日本の女性たちが体に異常を来しているとも考えられる。日本人女性の平均体形にもっともバランスがいいのは、「C・Dカップ」くらいなのだとか。
「残留ホルモンや、添加物など由来の内分泌撹乱によるホルモンのアンバランスが起こり胸が大きくなった」
1980年からわずか35年でのこの変化はちょっと異常ですよね。そして、女性の巨乳化に伴い乳がんの発生率は格段に高まっています。
子宮のがんや乳がんは食物の栄養が高くなり、初潮が早くなり閉経が遅くなったために女性ホルモンにさらされている期間が延びたのが原因と言われます。さらに、それに加えて外国産の牛肉などに含まれる残留ホルモンの女性ホルモン(エストロゲン)の摂取も関係を疑われています。
食の欧米化・肉食化の余波はどこまでも我々を追い詰めてきます。なるべく早く和食(魚食)に切り替えましょう。特に子供さんのいる家庭は必須です。親が勉強して気づいてあげなければなりません。