「すべての薬は症状を抑えるだけで、病気を治すのは体が本来持っている自然治癒力である」ということを知っている人は、ネット社会になってずいぶん多くなりましたよね。ただ、まだまだ「病気になったら医者に行き、薬をもらって治すのが当たり前」と考えている人もたくさんいます。
僕らは子供の頃はそうやって教えられて育ってきましたから、そういった考えがあるのも当然ですが、そういった方にこそ読んでほしい記事がビジネスジャーナルに掲載されていました。
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風邪薬は飲んではいけない!海外では常識 恐怖の薬漬けスパイラルの入り口http://biz-journal.jp/2015/06/post_10349.html
多くの人は「薬の需要」は「病気になった人の数」で決まると思っていらっしゃるでしょうが、実態は違います。薬の需要は、製薬業界と医師たちの学会によって作られているのです。
彼らが最も得意とするのは、勝手にストライクゾーンを拡大して、健常者に病人のレッテルを貼ることです。もし野球の世界で、ある日突然、肩の高さから足首までがストライクゾーンだと決められたら、バッターたちの暴動に発展しかねません。
しかし、医療の世界では、患者側に確かな知識がないのをいいことに、製薬会社と表裏一体の関係にある学会が提唱すれば、それがまかり通ってしまいます。
日本で、多剤処方が当たり前になってしまった背景には、国民皆保険制度、それに伴う子どもの医療費の無料化が挙げられます。ワクチン接種や、健康診断なども自治体の補助で手軽に受けることができます。
こうなると、「検診は受けておこう」「病院に行かないと損」「薬をたくさんもらったほうが得」と考える患者側のマインドも大きな要因になってきます。そのような患者が多いと医者もサービスしておこうと考え、「なれ合い処方」になってしまいます。
欧米では風邪は寝ていれば治るものと考えられており、すでに風邪薬は保険適用から外されています。
特に小中学生がそれを実感することは大変重要です。自然治癒力を知らずに成長することは、大きな不幸です。薬に対する依存心ばかりが強くなって「薬の負のスパイラル」に陥りかねないからです。
それは、薬が手放せなくなる→耐性ができて効かなくなり量が増える→効果が弱いので、別の薬が加わり増えていく→副作用が出るので、そのための薬が加わる→体を壊す、と続きます。このスパイラルの入り口は、たいてい風邪です。
「薬の需要は製薬会社と医師によって作られている」こんな話が本当だったら、恐ろしいですね~、怖いですね~。もし本当なら医者たちは善人ぶって僕たちを騙しているという事にもつながります。風邪なんかだったら必要もないのに薬を処方したり、頼んでもないのに溶連菌検査やインフルエンザの検査をしているのは、すべてはお金のためということになります。
そして、僕たちはわざわざお金を払って、体に悪い薬をもらっているということになります。薬って致死量というのがあることからもわかるように、すべてが毒物でもあります。
まあ、僕たちはもう大人ですし先がそれほどあるわけでもないので良いですが、問題は子供たちですよね。今は子供の医療費が無料になってますから、親によっては病院ばかり行っている親もいます。そんな、親の元で育った子供は当然のように「病気は薬で治す」という知識が植えつけられてしまいます。
薬は本当に必要なのか、医者は完全なる善人なのか、製薬会社は恐ろしいワルじゃないのか、子供のために調べる必要はありそうです。