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http://www.asahi.com/articles/ASJ8N012VJ8MULOB01M.html?iref=comtop_8_01
リハビリを補助する医師が、床に寝そべる自分を上から冷たい目で見下ろしている。東京大学先端科学技術研究センター准教授の熊谷晋一郎さん(39)が、幼い頃に体験し、今も心に残る「人生の原風景」だ。津久井やまゆり園の事件と植松聖(さとし)容疑者(26)の供述を知り、再びその風景が熊谷さんの心に現れた。障害者を取り巻く社会の「時計の針」が巻き戻ってしまわないかと不安が湧いた。ほかに大人がいる時と、自分と2人きりになった時で、態度を一変させる医師がいた。「中には足で踏んづけてくる人もいました。人として扱われなくても、どうすることもできない無力感があった」
1980年代ごろから、環境が変わった。医学的知見の蓄積により、脳性まひなどの障害は、治療に取り組んでも大幅な改善が見込めないことがわかった。世の中は障害者が「健常者の社会」に適合するように求めてきたが、障害者側に近づく方向に大きくかじを切った。「社会はもっとやわらかく、様々な人を包括できるべきだ」という考えだ。熊谷さんは「障害を持ったままでいいと思えるようになった。時計の針はそうやって進んだ」と振り返る。
だが、事件は障害者と、差別意識を持つ者との「分断」をあらわにした。
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以下ネットの反応。
「事件は日本の社会全体に大きな気づきをもたらしたと熊谷さんは考えている。それは健常者も障害者も、多くの人が「いつか自分が社会にとって不要な存在になり、排除される恐怖を感じている」ということだ」https://t.co/ybdE7O0YIr
— 査理亭 (@charlie_ting) 2016年8月23日
《いま、健常者も障害者も同じ不安や恐怖を感じている時代だからこそ、「より人と人との連帯を深めていける可能性がある」と考えている。》
医師の冷たい目「人生の原風景」 依存し合える社会を:朝日新聞デジタル https://t.co/eH5etAfXK1
— cassava274deux1/ かめ (@cassava274deux1) 2016年8月23日
社会のお役に立ってる教授様が「社会の役に立たない人がいてもいい」なんて言ってもねぇ
医師の冷たい目「人生の原風景」 依存し合える社会を:朝日新聞デジタル https://t.co/hI6vcBpy3J— グルコサミン@社畜道 (@442_sof) 2016年8月23日
医師の冷たい目「人生の原風景」 依存し合える社会を:朝日新聞デジタル https://t.co/bgulvd5Ve2
発達障害者がこの間、バスの中で他人のごみを拾っていた。
健康でごみを捨てるバカよりもよっぽど発達してるし、ちゃんとしてると思った。— creatork (@creatork) 2016年8月23日
固陋な「正常化」という発想を前提にして社会に適応させよう、というのではなく、社会の側が多様な人々を包摂し得るように変わらなければならない、というのは、障害者だけでなく、LGBTなど、他のケースにも...https://t.co/KdDvulXBqd #NewsPicks
— 平野啓一郎 (@hiranok) 2016年8月24日
医師の冷たい目「人生の原風景」 依存し合える社会をhttps://t.co/2bGKl2SRWC
「人の価値が労働の対価で測られ、グローバル経済の中でだれもが厳しい競争にさらされる」のが問題の核なんでしょ?
「依存しあえる社会」を目指すのは無理だよ。
— wake up, stand up (@bmdurg) 2016年8月24日
熊谷准教授は大学時代、街で排泄介助をしてくれるか声掛けしていたそう(半分の人はお尻の清拭までやってくれて、狙い目はカップル。男性が女性に見栄をはるからだそうです)→医師の冷たい目「人生の原風景」 依存し合える社会を:朝日新聞デジタル https://t.co/WzZshlILOC
— It's a piece of cake (@kamisasahaku) 2016年8月24日
相模原の殺傷事件 熊谷晋一郎さん「どれだけ社会の役に立つか。そんな物差しは限界にきている」 依存し合える社会を(古田寛也):朝日新聞 https://t.co/DUvEhb3w2F #ss954 #radiko
— 河村書店 (@consaba) 2016年8月24日
いま、健常者も障害者も同じ不安や恐怖を感じている時代だからこそ、「より人と人との連帯を深めていける可能性がある」と考えている。
「人の価値が労働の対価で測られ、グローバル経済の中でだれもが厳しい競争にさらされる」のが問題の核なんでしょ?「依存しあえる社会」を目指すのは無理だよ。
「依存しあえる社会」というのは、今の日本がまさしく目指すべき社会だと思います。障害者の方もそうですが、フリーター、ニート、非正規などの問題でも日本人は「分断」されまくっています。
ピンチの時はチャンスでもあるわけですし、弱肉強食のグローバル経済だからこそ「依存しあえる社会」を目指さなければならないと強く感じます。特に「地域」で!
ニートもネトウヨもみんなで依存しあえばいいのです(ま、実際はみんな依存し合ってますんで、もっと依存し合っているのに気がつくことが大切とも言えますが)。
「依存しあえる社会」とてもいい言葉だと思います。