8日、今年最大の下げ幅を記録した日経平均株価ですが、9日も一時はパニック的に売りが広がり、600円以上下落する場面もありました。
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前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比135円43銭安の1万9602円21銭となり、続落した。下落が続く中国株への警戒感から前日の米国株は大幅安。不透明な外部環境を嫌気し、日経平均の下げ幅は一時620円を超えた。また東証1部の90%の銘柄が下落する全面安の展開となった。
朝方の下落は個人投資家の投げ売りが主体との指摘も出ている。
日経平均株価、一時600円以上下げ
株価、一時600円超下落 中国株安が世界に飛び火(15/07/09)
ギリシャ危機・上海株・ニューヨークダウの影響を受けてという報道がありますが、実際には世界経済は連動しているので影響というのは的確な表現ではないですね。そういった言い方をすれば、日経平均も十分に世界の株安に影響を与えています。
この株安はギリシャ脱退によるEUという仕組みが崩壊することへの恐れ、EU崩壊による世界経済の大混乱への恐れがきっかけとなっています。根は深いですから、どこまで株価が下がるか見当もつきません。
規模的に言えば、第2のリーマンショック、第3次世界収縮ということにまで発展しかねないと思いますので、今後も注視していく必要があります。中国人観光客の”爆買い”がなくなるなんていうレベルですめばよいのですが・・