http://editor.fem.jp/blog/?p=2832
そもそも「税金が高い国」か「低い国」かが問題なのではなく、税制が多くの国民の暮らしを支えるものになっているかどうか、税制が「富の再分配」機能を果たしているかどうか、が問題なのです。それを見たものが以下です。
上のグラフにあるように、日本は「富の再分配」が極めて弱く、スウェーデンの3分の1以下、フランスの半分以下しかありません。このことは、上記で紹介した所得税が高所得者ほど負担が低くなることも原因の一つですが、以下のように、低所得者ほど負担の重い消費税が重い国であることもその原因の一つなのです。
以上、見てきたように、日本は「富裕層と大企業は税金が低い国」「貧困層は税金が重い国」「富の再分配が働いていない国」というのが事実なのです。
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以下ネットの反応。
日本の税金(特に富裕層の)は、高くない!https://t.co/SGThI7Rndd
— blitz (@blitz02807990) 2016年9月15日
大企業や富裕層を優遇して社会全体が潤うならそれでも良いでしょうが、実際はその真逆。適切な富の再分配は行政の基本中の基本業務でしょうに。>
日本の税金は世界で2番目に高い?→事実はOECD32カ国中27位でデンマークの6割と低いhttps://t.co/8I8F1PRm8n— 川流桃桜@この「戦前」を生き抜こう (@kawamomotwitt) 2016年9月15日
日本の法人税は世界13位(井上伸さんブログ) https://t.co/iMNVOCr2Vl
かつてマスコミは「世界一高いと言われている日本の法人税率」と法人税減税を煽っていました。しかし、その結果もたらされた事は全然報じません。 pic.twitter.com/JC6G1C78Pw— 大野隆 (@koredeiinoka) 2016年9月14日
元記事ではグラフをふんだんに使って説明してくれてますので、ぜひ読むことをオススメします。
日本の税金は高いという話もチラホラ聞いたことがあったのですが、こういうことだったんですね。勉強になります。
「富裕層と大企業は税金が低い国」「貧困層は税金が重い国」「富の再分配が働いていない国」
地獄かな?