http://iwj.co.jp/wj/open/archives/340730
福岡6区とともに注目を集める東京10区の補選。豊島区と練馬区の一部からなるこの東京10区は、もともとは小池百合子氏の地盤である。小池氏の都知事就任によって空いた議席をめぐり、都知事選の時から小池氏を応援してきた、自民党公認の若狭勝候補と、民進党の鈴木庸介候補が競いあっている。「競いあっている」とは言っても、先の新潟県知事選で、市民が野党共闘して支えた米山隆一氏が劇的な逆転勝利をおさめたのとは対照的に、補選では野党候補の劣勢が伝えられている。
新潟県知事選との違いは、その理由は誰の目にも明らかである。民進党を除く野党3党（共産、自由、社民）が共闘して闘った新潟県知事選と違い、補選では東京、福岡ともに野党間で政策協定も結んでおらず、野党3党も候補者への推薦を出していない。つまり、事実上民進党が単独で擁立した候補者なのである。
これは民進党が独自候補の擁立にこだわったためだが、民進党候補が他の野党と協力することなく単独で自公候補と渡り合えるというのであれば、衆参の両院で3分の2以上の議席を改憲勢力に明け渡すような惨状は招いていなかっただろう。
なぜ民進党は野党共闘に二の足を踏むのか。かたくなに「野党共闘」を拒んでいるのは誰なのか。鍵を握っているのは、民進党の最大の支持母体「連合」である。
10月23日の投開票日まであとわずか2日というこの時期に、鈴木候補の選対事務局の舞台裏で「異常事態」が起きている、という情報が飛び込んできた。選対に加わっていた連合のスタッフたちが、突如、鈴木候補の応援から手を引いてしまったというのだ。
IWJの取材に応じた連合東京の担当者は、「野党共闘」を認めないという連合の姿勢を明言し、同時に鈴木庸介候補に対して、選挙戦最終盤で応援を手控えた事実を認めた。
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以下ネットの反応。
スクープ！！衆院補選東京10区の鈴木庸介候補の応援から突如手を引いた連合東京！「結局は『野党共闘』になっている。だから『応援を控えるぞ』」！？連合の本音に迫るべくIWJが直撃取材！ https://t.co/xWW7mBXIwN @iwakamiyasumiさんから
— こもも (@comolynn) 2016年10月22日
#鈴木ようすけ 選対事務所から、連合は自分たちの応援人員をひきあげて、選対と民進党を脅している状況です。
新潟県知事選での自民応援、今回の補選での野党共闘の徹底排除など、連合は市民の大きな障害、敵となっています。 https://t.co/1zm3YaHZRt— ミナセン東京18区 (@18Minasen) 2016年10月22日
連合の姿勢がはっきりわかる記事。鈴木氏と連合東京のインタビューも交えた、中身の深い記事。鈴木氏は建前でシナリオを読んでるように見えるが、実際はそうでないと感じ、また連合は鈴木氏の勝ちまけを目先の一議席といいきる。もう野党共闘の敵だ。https://t.co/PjETD4PvOI
— tk0801 (@tcat2014) 2016年10月22日
連合は「共産党とは政策・国家観が違う」という理由で野党連合を否定し、新潟では自民党候補を応援した。つまり連合の目指す政治は、安倍・自民党と同じであることが判明
衆院補選 東京10区の鈴木候補の応援から突如手を引いた連合東京！
https://t.co/2MFIwZZEEG— Nobuo Okamoto (@okamotonobuo) 2016年10月22日
見せしめのお仕置きでしょう。RT @tummty: 何故、推薦候補の応援から手を引くの？ 何故？ @kuu_syou スクープ！！衆院補選東京10区の鈴木庸介候補の応援から突如手を引いた連合東京！直撃取材！ https://t.co/uw31s8l8fJ …
— 岩上安身 (@iwakamiyasumi) 2016年10月22日
立候補を取り下げた共産党豊島地区委員長・岸良信氏の見識の高さが際立つ記事だ。野党共闘の筋を通す共産党の姿勢と併せて着実に世の信頼を得ていると思うね。巧みである。→衆院補選東京10区の鈴木庸介候補の応援から突如手を引いた連合東京～ https://t.co/QIY3MADGcx
— ネコには都合が多い (@TryToFollowMe) 2016年10月22日
@mk00350 東京10区補選関連の記事。
このまま民進党から手を引いてしまえばいいかと。https://t.co/4A51vt3Vit— 匿名絶望 (@tokumeizetubou) 2016年10月22日
スクープ！！衆院補選東京10区の鈴木庸介候補の応援から突如手を引いた連合東京！「結局は『野党共闘』になっている。だから『応援を控えるぞ』」！？連合の本音に迫るべくIWJが直撃取材！https://t.co/bzxgLVCOsJ
連合、この奇怪な組織！「野党共闘」はとことん嫌いと。— 田口朝光 (@taatyandes) 2016年10月22日
連合を切って野党共闘な。
スクープ！！衆院補選東京10区の鈴木庸介候補の応援から突如手を引いた連合東京！「結局は『野党共闘』になっている。だから『応援を控えるぞ』」！？連合の本音に迫るべくIWJが直撃取材！ 2016.10.22
https://t.co/J27yvbVxQi— Ｔ－Ｔ (@tcy79) 2016年10月22日
「連合」と「野党共闘（市民）」の間で民進党は揺れ続けてますね。分裂するのがいいのか、市民の側につくのがいいのか、決断が迫られます。
「連合」について野党共闘しないという判断は「ない」と思います。それではもう選挙が戦えないのは民進党議員が一番わかっているでしょう。
もう「連合」はいったん解散してもいいんじゃないですか？なんちゃって御用組合は存在が有害です。