どうも、Mr.Kです。
今日から4月になって新しい環境に入って行った人もいるかと思います。
慣れない場所で気を使い、ストレスがたまってしまう人もいるでしょう。
頑張りましょう。
そして、そんな無理が続けば風邪を引いてしまう人もいるかも知れません。
ということで、今日は風邪に効く食べ物について考えてみます。
ねぎ、ビタミンC、生姜、などが風邪に効くなんてよく言われますが実際の所はどうなのでしょうか。
風邪を早く治すという視点から考えると
まず、風邪を早く治すためには何をすればいいでしょうか?
「風邪が治る=ウイルスを退治し終わる」ということなので、ウイルスをやっつければ風邪は治ります。
ウイルスをやっつけるのは体の免疫反応と呼ばれるものです。
ウイルスが体内に侵入すると、免疫反応が起こり、熱を出し、咳を出し、鼻水を出したりして、ウイルスと戦い始めます。
ということで、体がウイルスと戦いやすいようにしてあげることが、風邪を早く治すということにつながります。
では、体がウイルスと戦いやすいようにすることを、食べ物という視点から考えるとどうでしょうか。
消化で無駄なエネルギーを使わない
まず大事なことは、消化はものすごくエネルギーを使うということです。
消化にエネルギーを使ってしまうと、ウイルスをやっつけるのにエネルギーが使えなくなります。
風邪を引いた時って、お腹があんまり空かないですよね。
それでも、栄養のあるものを食べた方がいいと昔から言われているので、無理やり食べた方がいいのかなと思ってしまう人も多いかと思います。
でも調子が悪い時にお腹が空かなくなるというのにも理由があるはずですから、原則としては風邪を引いたらあまり食べない方がいいでしょう。
ペットを飼っている方はわかると思いますが、動物は調子が悪い時は食べずにじっとしてますよね。
個人的な意見としては、風邪を引いた最初の1日はヨーグルトぐらいにしておいて、プチ断食的なモノにした方が回復は早い気がします。
そして、お腹が空いてきたら徐々に消化が良いものを食べていくというので十分でしょう。
サプリ
そういったことから考えると、サプリというのは消化する必要がほとんどないので風邪の時には効果的かと思います。
普段は食事から栄養を取るべきですが、こういった時こそ、サプリ(補助食品)の出番です。
風邪の時に消費される栄養素
グルタミン
風邪の時にはグルタミンが大量に消費されます。
ですから、うどんや卵などの小麦粉製品を摂取すると良いでしょう。
ビタミンC
ビタミンCに関しては、最近の実験の結果としては風邪には関係ないと言われています。
1970年のベストセラー「ビタミンCと感冒」を書いたノーベル化学賞受賞者のライナス・ポーリング博士は草葉の陰で泣いていることでしょう。
生姜
寒気がする時に体を温めるものとして生姜が良いでしょうか。
熱を入れた生姜(ショウガオールという成分が活性化します)を摂取することによって体が温まり、免疫機能がパワーアップします。
体温が1度上がると免疫機能が30%アップすると言われています。
乳酸菌
弱っている消化機能を補助する役割として乳酸菌も摂取したいところです。
無添加のヨーグルトやケフィア(たくさんの種類の乳酸菌と生きた酵母が入ってます)などがオススメです。
はちみつ
はちみつ(マヌカハニー)は喉の痛みを和らげる・咳を鎮める効果があるのでいいですね。
蜂関連商品としてマヌカハニーはインフルエンザウイルスに効果があることが2014年の長崎大学の実験で発表されていますし、プロポリスは風邪の罹患期間を有意に短くするという実験結果が出ています。
まとめ
以上が、風邪に効く食べ物といったところでしょうか。
消化に負担がかからなくて、体の免疫反応を助けるような食べ物を選ぶのが良いでしょう。
僕のように普段からたくさん食べている人は、いい機会ですから一日ぐらいは食べないのも好いかと思います。
コンビニで
コンビニで風邪に効く食べ物を探すのは至難の技ですが、それでもポカリ、無添加ヨーグルト、はちみつ、卵、うどん、しょうが、ねぎなんかがあったら買っときましょう。
保存料というのは腸の動きを10数時間ストップするなんて話も聞いたことがあります(乳酸菌革命より)。
風邪の時はコンビニ食品はやめといたほうが無難かと思います。