http://news.livedoor.com/article/detail/12363566/
米製薬会社チューリングが独占的に販売し、一時は750ドル(約9万円:当時)もしたHIV薬「ダラプリム」と同じ薬効成分を持つ薬を、オーストラリアの高校生が1錠あたりわずか230円という低コストで作り上げました。ダラプリムといえば、チューリングを買収したマーティン・シュクレリがその独占力を利用して、550%もの値上げを敢行、1錠あたり約9万円というとんでもない価格に設定したことで知られるエイズ・マラリア治療薬。
とはいえ、たとえそれが販売できないにしても高校生たちの成果は立派なものです。このニュースが世界に流れることで、世の中の人々がマーティン・シュクレリとチューリングがやっていることを知り、患者よりも製薬会社のほうを向いている米国のシステムへの批判が再び巻き起こるかもしれません。
http://www.bbc.com/japanese/38166893
米製薬ベンチャー「チューリング製薬」のマーティン・シュクレリ最高経営責任者(当時)は2015年8月、60年以上前に開発された感染症治療薬「ダラプリム」の権利を買い取り、薬価を1錠13.50ドル(約1500円)から一気に55倍以上の750ドル(約8万6000円)に値上げすると発表した。高校生たちは、ダラプリムの薬価が不当に引き上げられたことを問題視して、実験を行ったと話す。
「まったく不当で、倫理的に間違っていると思う」と生徒のひとり、ジェイムズ・ウッドさんは話した。「命を救う薬なのに、手に入れられない人が多すぎる」。
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以下ネットの反応。
米製薬会社が独占販売で約9万円にもなったHIV薬 高校生が230円で開発 https://t.co/8UhKZJG9or 9万円の薬、一錠を9万円に釣り上げた。病気で苦しんでいる人たちを地獄に追い込むようなことをする人もいれば、仏様のような善行を積む人もいる ほっとする
— 戸谷真理子 (@irukatodouro) 2016年12月3日
背景知らないけど、薬の代金って研究開発費も考慮されてると思うけど、主成分がもうわかってて作るというのはかなり何か違う。高校生はすごいが。
米製薬会社が独占販売で約9万円にもなったHIV薬 高校生が230円で開発 #ldnews https://t.co/ubJKSmCetx
— pkm (@tkmpkm1) 2016年12月4日
https://t.co/0FNY1aCnaw
素晴らしいったらありゃしない…(´;ω;`)— ぞまやん@果たして生きてたどり着けるかな (@ZomayaN_VR) 2016年12月3日
もうこの子達ノーベル賞あげていいんじゃないですかね?
— 親バカ(娘2人のパパ) (@oyabaka247) 2016年12月3日
世に蔓延るゲロ以下の吐き気を催すクソ共はボコボコにされてしまえ
https://t.co/3fJAKiUzYB— シントリデ (@yt_0701) 2016年12月1日
「米国でもっとも嫌われた男」がついに逮捕…エイズの治療薬55倍に値上げし物議
薬価吊り上げに関しては去年このブログでも紹介しましたが、この人知らない間に逮捕されてたんですね・・因果応報。
高校生たちは、ダラプリムの薬価が不当に引き上げられたことを問題視して、実験を行ったと話す。
高校生たちの動機がとてつもなく素晴らしく胸熱です。人間の明と暗ですね。