現役宮司が日本会議を批判 全体主義のこわさに警戒を
まず申し上げたいのは、神社本庁の包括下にある神社で、政治活動に積極的にかかわっている神職は、全体の1%ほどしかいないということです。ほかは、神社本庁が改憲署名用紙を置いてほしいと言うから署名簿を置く。選挙で誰かを応援してほしいと言うから応援する。何となくやっているだけです。
それはなぜか。神職になるには神道学科のある皇学館大学や国学院大学、または地方の神職専門学校で学び、神宮や有力神社で研修をするのが一般的です。このとき、上の方針に絶対逆らうなと徹底して教育されます。上の方針を批判したり、変更したりすることは一切してはならない。神社本庁が考える「伝統」のみが理想であるということ。機関紙の「神社新報」をはじめ、さまざまなルートでそうした「伝統」を刷り込まれるのです。いまの神社界にいる限り、そうした全体主義から抜けることはできないでしょう。
神社本庁は、明治政府がつくった「国体」を日本の「伝統」と思い込み、天皇を頂点とした家族主義的国家の実現を目指しています。
本来、多神教である神道には、一つの価値観や規律で国民を縛るという発想はありません。神道の伝統をはき違えています。
いつの時代も人々が従順であれば、一部の人間の意思でいつの間にか極端な社会になるのが、全体主義の怖さです。気をつけねばなりません。
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以下ネットの反応。
現役宮司が日本会議を批判 全体主義のこわさに警戒を(AERA)https://t.co/kya4o4HBLd 清洲山王宮日吉神社宮司の三輪隆裕氏「神社本庁の包括下にある神社で、政治活動に積極的にかかわっている神職は、全体の1%ほどしかいない」「ほかは、神社本庁が改憲署名用紙を置い
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) 2017年1月12日
現役宮司が日本会議を批判 全体主義のこわさに警戒を 「日本会議は神社本庁の「伝統」と1%の「真性右派」をうまく利用し、動員力と資金源を手にしました。8万もの拠点を持つ神社本庁を取り込むことで、小さな組織を大きくみせることに成功した」 https://t.co/UdSXXDrmpL
— Koji (@kwave526) 2017年1月12日
日本会議や神社の内実を伝えるよい記事。神社の宮司たちの大半はノンポリで、上に従っているだけ。日本の会社組織と似たようなものなわけです。https://t.co/xy9eyOH6By
— こたつぬこ (@sangituyama) 2017年1月12日
積極的な人は少なくても、多くが従順であれば、いつの間にか極端な社会になるのが、全体主義の怖さ。現役宮司が日本会議を批判 全体主義のこわさに警戒を https://t.co/9DqpYAlWQY @dot_asahi_pubより
— 打越 さく良 (@sakurauchikoshi) 2017年1月12日
明治維新150年で「明治=日本の伝統」の風潮が広がりかねない。「神社本庁は明治政府がつくった国体を日本の伝統と思い込んでいる。本来、多神教である神道には一つの価値観や規律で国民を縛るという発想はない」という現役宮司の心強い指摘だ。https://t.co/7BTONuJeJW
— 鮫島浩 (@SamejimaH) 2017年1月12日
神社神道の中から、こういう声が上がってくるのは、自然なことだ。https://t.co/JRyJIxJPNy
— 細野豪志 (@hosono_54) 2017年1月12日
現役宮司が日本会議を批判 全体主義のこわさに警戒を https://t.co/xOSUBQl9zl 現在、神道界に身を置く人がこうした発言をする事がどれほど勇気が必要か…。
— くまくま (@makumakumasayu) 2017年1月12日
「現役宮司が日本会議を批判 全体主義のこわさに警戒を 〈AERA〉」 https://t.co/nc0mOuQ2AV 最近多くの人がリツイなどしてるこの記事。もっともだと思う。だが同時に、このもっともと思われる内容の記事にも懐疑の気持ちを失わないようにと、気をつけたい。
— 大島栄二(キラキラレコード) (@kirakiraohshima) 2017年1月14日
ヘェ〜こんな人もいるんだべな、神社にも。
伝統ある神社界が生む全体主義の怖さ 現役宮司が日本会議を批判 #ldnews https://t.co/yRHaS8yOyb
— 俵米太郎 (@tawarakometaro) 2017年1月14日
神より、お上(かみ)ですか。
それとも、お上(かみ)=神、ですか。「神道は多神教」、これ大事。 https://t.co/ks17F26ylM
— 土井佳彦 (@doiyoshihiko) 2017年1月13日
いまの神社界にいる限り、そうした全体主義から抜けることはできないでしょう。
神社業界の事を知ることなんてまずありませんから、とても貴重な記事だと思います。スゲーいやな世界ですね。
パワースポットるんるんるんと神社にお出かけしてる方にも、ぜひ読んで欲しい記事です。