私は、すでに何度か表明しているように、政権交代可能な政治状況が望ましいと考えている。
自民党が特に好きでもきらいでもないし、民進党が特に好きでもきらいでもない。
政権交代の可能性がない(その緊張感がない)政治は、必ず腐敗する。
以下、民進党への直言と、その理由をシンプルに書く。
民進党は、党名を「民主党」に戻すべきである。そして、2009年の政権交代の最大の功労者である小沢一郎さん、鳩山由紀夫さんを三顧の礼を持ってお迎えすべきだ。これがやるべきことの結論。
その理由は、それが人間として真っ当な道だからだ。
民進党が党名を民主党に戻すには、技術的には小沢一郎さんの自由党と合併して党名を「民主党」にすれば良い。そして、鳩山由紀夫さんを顧問としてお迎えする(ご自身はもう選挙にはお出にならないだろうから)。
繰り返しになるが、私は政権交代のリアルな可能性、緊張感がある政治状況が一番のぞましいと考えている。そのような状況をつくりだせていない、という点で、民進党の罪は重い。
小沢・鳩山両氏に謝罪し党に戻ってもらい、菅・野田時代に何故大失敗したのかを公の場でハッキリさせる。この2点が民進党が生き残る・まともな政党になるためには必須でしょう。
民進党には素晴らしい議員はたくさんいますが、リーダーシップをとって党を導くような存在の人がいません。こんだけ政府の対応に国民の疑惑が高まってるのに国会審議に普通に応じちゃってるとか意味不明だし、辻元デマの対応も上手くないしね。
まあ、無理だとは思いますが、頑張ってみて欲しいものです。
政治ドキュメント「閣議決定」(笑)https://t.co/fd72wvv1Vi
現役閣僚のA大臣をお招きして、日本の政治における「閣議決定」の意味についてお尋ねします。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) 2017年3月29日