これに誠実にこたえ、真意を説明する責任が首相にはある。
だが国会での説明責任を、首相はあまりにも軽く見ている。
首相と自民党総裁の肩書の、なんとも都合よい使い分けである。
国会議員の背後に多くの国民の存在があることを忘れた、おごった発言だ。
これも、手前勝手な「自己都合」の押しつけである。
報道各社の世論調査を見ても国民の大半が改憲を望む状況にはない。なのになぜ、野党が改憲案を示す必要があるのか。
3分の2を確保するために「教育」を道具に使う。そんな政局的思惑が見える。
自らの自民党総裁3選を視野に、東京五輪が開かれる2020年に、首相として改正憲法を施行したい――。
首相は結局、自己都合を自公維の数の力で押し通すつもりなのか。
1強の慢心というほかない。
スポンサーリンク
以下ネットの反応。
(社説)憲法70年 首相は身勝手が過ぎる:朝日新聞 https://t.co/1q0h8fMUoX 朝日さん。正論だよ。一読願いたい。
— 光頭半兵衛云々 (@hage3826) 2017年5月10日
今のメディアの頭の悪さと、度胸の無さが良く出ている。“安倍首相は憲法99条「憲法尊重擁護義務」違反”と指弾出来ないのなら、批判しているように見せる社説など書くな!★社説:憲法70年 首相は身勝手が過ぎる:朝日新聞 https://t.co/G22LS8lab4
— 日本国黄帝 (@nihon_koutei) 2017年5月11日
憲法70年 首相は身勝手が過ぎる:朝日新聞https://t.co/n63IC057Qx
野党の質問の多くにまともに答えない一方で、首相は「民進党も具体的な提案を出していただきたい」と挑発した。これも、手前勝手な「自己都合」の押しつけである。— 小鷲順造(junzo kowashi) (@junzo_kowashi) 2017年5月11日
朝日新聞が、安倍晋三の改憲提起にまた社説で反論。これで3度目。首相と党総裁の立場の使い分けは手前勝手で国民無視だと批判している。よく頑張っている。説明責任も果たさないくせに野党に改憲提案など要求するなと。世論調査の結果がどうなるか。https://t.co/tELdy8Xk6F
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2017年5月10日
【憲法70年 首相は身勝手が過ぎる】(朝日新聞デジタル)@tim1134
改憲の狙いや中身をただすのは野党の当たり前の仕事。これに誠実に応え、真意を説明する責任が首相にはあるが、議論も説明もない。あまりにも軽く見ている。
— りゅうすず (@rurinsu) 2017年5月10日
ビシッと筋が通り、ビシバシと安倍総理の矛盾・愚かさ・傲慢さを切り捨てるナイスな社説ですね。