安倍首相を痛烈批判 15年寵愛のNHK美人記者“反旗”の衝撃
12ページの長文は、大部分が普通の政治解説だが、随所に痛烈な安倍首相批判がちりばめられている。<なぜここまで凋落してしまったのか。十五年間にわたり安倍首相を取材してきた私には、その原因が安倍首相の「驕り」にあると思えてならない><ジョン・アクトンは「絶対的な権力は絶対に腐敗する」という金言を残した><権力は、時が経つと疲弊し変質する>と、バッサリ切り捨てているのだ。岩田解説委員は、8日夕方の「シブ5時」というニュース番組の中でも、「支持率低下の要因は政府の緩みとある種の驕り」「一時的な現象ではなく政府が変質していった結果」と、冷たく言い放っている。
国民からすればまっとうな“安倍批評”だが、周囲から「御用記者」と揶揄されるほど安倍首相ベッタリだった岩田解説委員が、文芸春秋で<驕り><権力は腐敗する>などと書いたことで、安倍首相周辺に衝撃が走っている。
岩田解説委員は、わざわざ安倍首相の私邸近くに引っ越すほど、入れ込んできた。15年間、蜜月だった2人の間になにがあったのか。
「文芸春秋の原稿は、岩田さんの方から『書きたい』と急に言ってきたようです。どうやら、アッキーの秘書だった谷査恵子さんに対する対応について苦言を口にしたら、安倍首相にけむたがられ、それ以来、関係がこじれたようです。これまで岩田さんは、必ずと言っていいほど安倍首相の外遊に同行していたのに、今回の訪ロには同行していない。関係が悪化しているのでしょう」(自民党関係者)
安倍首相の周辺では、総理の側近中の側近である今井尚哉首相秘書官も、記者とのオフレコ懇談で<(安倍首相に)驕りが出てきたのは、総裁の任期が3期に延長が決まったところからだ>などと、安倍首相を批判している。さらに「日本版NSC」の谷内正太郎局長も辞任を願い出たという話が伝わっている。
ここまで周囲の人物が次々に離れていくのは異常だ。政権末期の様相である。
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以下ネットの反応。
昨日のラジオでNHKの岩田解説委員が、安倍総理はよくも悪くも「情」の政治家だと言っていたが、我々が指導者に求めたいのは「情」ではなく「理」なのだ。「情」が及ぶのはせいぜい身内や似た者同士の人間だけだ。しかし「理」はすべての人すべての世界に及ぶのだ。
— 中嶋 哲史 (@J_J_Kant) 2017年9月9日
NHKの岩田明子解説委員、最近、寿司をおごってもらえなくなったらしい。文芸春秋で「驕り」「権力は腐敗する」と記述。アッキーの秘書だった谷査恵子さんに対する対応について苦言を口にしたら、安倍首相にけむたがられ、それ以来、関係がこじれた。https://t.co/jQ2wZjfaqt
— 非一般ニュースはアカウント凍結 (@kininaru2014111) 2017年9月9日
NHKでも岩田明子は浮いた存在になってきたか。安倍総理と今井尚哉の間にも罅ができたという話が出てきた。あちこちで綻びが出ているということなのだろう。
— 山内華造 (@fuanman) 2017年9月8日
必ずといっていいほど外交に同行するなど、長年にわたって安倍首相が寵愛してきたNHKの岩田明子解説委員が月刊誌で痛烈な安倍批判をしたことで、様々な憶測を呼んでいます。記事は本日の2面に掲載。日刊ゲンダイは駅売店かコンビニでお求めください。 pic.twitter.com/U3OkwC4OFB
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) 2017年9月9日
岩田明子記者が安倍批判とな。NHK、一体何があったん?
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) 2017年9月7日
ほう、沈む船からネズミたちが逃げ出し始めたか。残るは田崎史郎さんと百田尚樹さんくらいのものか…。→ 安倍首相を痛烈批判 15年寵愛のNHK美人記者“反旗”の衝撃 https://t.co/e8bVsN6pdM #日刊ゲンダイDIGITAL
— 鈴木 耕 (@kou_1970) 2017年9月9日
【日刊ゲンダイ9_9】
安倍首相を痛烈批判 15年寵愛のNHK美人記者“反旗”の衝撃 pic.twitter.com/Jie3fiGvtA— じじい通信 (@KakioKueba) 2017年9月9日
これは驚きの展開です。
どんなことがあっても熱烈な安倍擁護を公共の電波で繰り返してきたトンデモ御用記者であり、安倍サポーターズの中心人物が、まさかまさかの安倍批判を開始しました。
一体どういう事なのでしょうか。もう安倍総理の周りには誰もいないのでしょうか。
もしかしたら、この批判で岩田記者はテレビに出なくなるかも知れませんが、そうしたら、また面白いですよね。