アメリカのティラーソン国務長官は北朝鮮の核保有は認めないと改めて強調する一方、前提条件なしで対話に入ることも可能だという考えを示し、北朝鮮がまず非核化の意思を示さなければ対話には応じないという従来の方針を転換したとも受け止められています。
韓国「目標達成に役立つなら対話を希望」
アメリカのティラーソン国務長官の発言について、韓国統一省のペク・テヒョン報道官は13日午前の記者会見で、「米韓両国は北の核問題を平和的に解決するという原則で立場をともにして努力している。その目標の達成に役立つならば、速やかに対話が行われることを希望する」と述べ、アメリカと北朝鮮との対話の実現に期待を示しました。官房長官「圧力高める政策に変わりなし」
菅官房長官は午前の記者会見で、「国務長官の講演会での発言の一つ一つについてコメントすることは差し控えたい。そのうえで、累次の日米首脳会談において、両首脳は対北朝鮮政策について突っ込んだ議論を行っており、北朝鮮への圧力を最大限まで高めていくことを含め考え方は100%一致している」と述べました。
(-_-)ウーン 最後通告か?
米「前提条件なしで対話」 北朝鮮問題で方針転換か
(17/12/13)
アメリカのティラーソン国務長官は、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮と前提条件なしで対話・・ pic.twitter.com/XsVdPGkuMF— seiso men (@seisomn1) 2017年12月13日
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以下ネットの反応。
「“前提条件なしで北朝鮮と対話も可能” 米国務長官」
ティラーソン米国務長官の言明は、外交解決への理性を発揮したものであり歓迎します。米国政府がこの方向で対応することを望みます。北朝鮮政府は真剣に対話に応ずるべきです。https://t.co/mcx4OOPEw5— 志位和夫 (@shiikazuo) 2017年12月13日
ティラーソン国務長官が北朝鮮に対して無条件で対話に応じる姿勢を打ち出したお陰で、情勢が一気に緊張緩和へと傾く可能性を帯びてきた。戦争のリスクを高めるだけの圧力より遥かに意義のあるもので、日本も平和主義の理念に立ち返って積極的に両者の橋渡し役を務めるべき。
— 異邦人 (@Beriozka1917) 2017年12月12日
ホワイトハウスのサンダース大統領報道官は声明で「 #トランプ 大統領の北朝鮮への見方は変わっていない」と述べ、ティラーソン氏の発言に否定的な見解を示しました。
▶︎対北朝鮮「最初の対話は前提条件なし」 米国務長官 (写真=ロイター):日本経済新聞 https://t.co/3C5ocpwqj2— NIKKEIアメリカ (@nikkeiusa) 2017年12月13日
【ティラーソン米国務長官「前提条件なしで北と初対話」】ロシア代表団平壌入り 北朝鮮が核・ミサイル開発計画の放棄を明示しなくても対話に応じる意向を示した形(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/pRAGPGNHhj
— KK (@Trapelus) 2017年12月13日
ティラーソンのような意見が日本の外務大臣から出てこないのが不思議です。
コウモリ男・河野だからか・・