普段買い物をする時は多くの人が「遺伝子組み換えでない」と書いてある食品を購入すると思います。
なんとなく「遺伝子組み換え食品」って怖いですからね。
ただ、日本には大量の「遺伝子組み換え食品」が輸入されているのが現実です。
そして、普段「遺伝子組み換え食品」を避けていると思っている人も、実はほとんどの人が知らぬ間に「遺伝子組み換え食品」を摂取しているのです。
このことは、「遺伝子組み換え食品」の市場の90%のシェアを持っているモンサントのホームページに掲載されていました。
http://www.monsanto.co.jp/question/03/04/
日本は毎年、穀物(トウモロコシなど粗粒穀物やコムギ)、油糧作物(ダイズ、ナタネ等)を合計で約3,100万トンを海外から輸入しています。そのうち遺伝子組み換え(GM)作物は合計で約1,700万トンと推定され、日本国内の大豆使用量の75%(271万トン)、トウモロコシ使用量の80%(1,293万トン)、ナタネ使用量の77%(170万トン)がGM作物と考えられます。年間1,700万トンとは、日本国内のコメ生産量の約2倍に相当する数量です。
あまり知られていませんが、このようにGM作物は、日本の食生活の安定に大きく貢献しています。
「遺伝子組み換え食品」は日本の食生活の安定に貢献してくれているらしいです。
そして、「遺伝子組み換えを使っていると表示された食品を見たことがないのはなぜですか?」という問いに対しての答えが下記のモノです。
http://www.monsanto.co.jp/question/03/05/
遺伝子組み換え作物を利用している製品(食用油、異性果糖(甘味料)、家畜飼料など)の多くが、遺伝子組み換えの表示を義務付けられていないためです。
これらの製品では、組み換えられた遺伝子(DNA)及びこれによって生じたタンパク質が加工工程で除去・分解等され食品中に残存しないことから、表示が行われても正しいかどうかを科学的に検証できない、という理由で義務表示対象にはなっていません。
食用油、甘味料に使われているのですから、日本人の99%以上の人が「遺伝子組み換え食品」を日常的に摂取していることになります。