「男の子の赤ん坊の体中に炎症性の腫れ物ができていた」と、ソバンデ氏はAFPの取材に語った。「普通では考えられない状態だった」。肌を白くするため、ステロイドクリームとシアバターをまぜたものを赤ん坊の体にたっぷり塗ったと、母親は説明した。
「がくぜんとした。痛々しかった」と、ソバンデ氏は言う。
ソバンデ氏はショックを受け、今では「ライトニング」や「ホワイトニング」と呼ばれる肌の漂白について以前とは異なる考えを持つようになった。多くのナイジェリア人にとって肌の漂白は、美と成功をもたらす「一般的な手段」となっているという。
「このような考えが社会をむしばんでいる。多くの人にとって漂白は、良い仕事に就き、良い人脈を得るための方法なのだ」
中にはヒドロキノンやステロイド、水銀、鉛などが含まれている製品もある。エリザベス1世時代の廷臣たちは、顔を真っ白にするためこれらの成分が含まれたおしろいを塗っていたが、過剰使用で中毒死することもあった。
「これらの化学物質は呼吸器、腎臓、生殖器に損傷を与える」と、ナイジェリアの薬物規制当局職員は警告する。「がんを引き起こし、神経系に影響を及ぼし、胎児をむしばむ」
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以下ネットの反応。
肌の色が成功者に繋がるなら根底に人種差別があるのかなと思います。
でも痩せるサプリメントもけっこうインチキが多いし似たような身体的な被害があるんでしょうね。💦https://t.co/gkVau2dUja @YahooNewsTopics
— 山原 義人 (@nqh56495) 2018年9月2日
>多くのナイジェリア人にとって肌の漂白は、美と成功をもたらす「一般的な手段」となっているという。
>「このような考えが社会をむしばんでいる。多くの人にとって漂白は、良い仕事に就き、良い人脈を得るための方法なのだ」https://t.co/7vBqTlm5h0
何故それが美しいと評価されるのか気になるな。— 峨骨 (@Chimaera925) 2018年9月2日
危険と隣り合わせの美白、アフリカで広がる漂白クリームhttps://t.co/6Vg0E1Tc7t
肌の漂白は南アジアや中東を含む世界各地で人気。法の適用が厳しくなかったり法律が軽視されることも多く肌の漂白が広まりで健康被害のリスクも高まる、文化保護団体は肌の漂白を植民地時代の悪しき遺産とみなしている— ᴹ ⁰ ₁ ⁷ (@q_MW_p) 2018年9月2日
アレサが見たら何と言うだろう…
でもそれだけ苛烈な差別を受けてきたのだ。
肌の色を薄くすることで今よりマシな暮らしがしたいという切実な願いを、一刀両断に愚かとは言えない。
「危険と隣り合わせ アフリカで広がる肌漂白クリーム」https://t.co/DwLrDeeXbX @afpbbcomより
— “非正規のクンタキンテ”かおり (@kabothomas) 2018年9月2日
子供の頃、マイケル・ジャクソンやダイアナ・ロスが活躍してたし、ブラック・イズ・ビューティフルとか言われてたし、山田詠美みたいのもいたもんで、一時は黒人差別なんて過去のものかと思ってたけど、あれは結局「美の概念」を変えようとしたキャンペーンだったのだろうなhttps://t.co/Wbulhs3j7d
— 国破れてサイゼリヤ (@Anotheredustu) 2018年9月2日
「コンプレックス」じゃなくて「差別の外圧」だよ。
アフリカで物質的な裕福さを手に入れるには、日本人が考える努力だけでは無理。
貧困のままの一生(しかも貧困だからさして長くない)よりも、明らかなリスクと引き換えにでも、今日家族を豊かに出来る方法をとるだよ。https://t.co/SeNYhUFwJA
— 打岩 (@naec0) 2018年9月2日
危険と隣り合わせの美白、アフリカで広がる漂白クリーム(AFP=時事) https://t.co/h2WmIPq7eW
ステロイドを赤ちゃんの身体中に…
そういう治療が必要な子どもならともかく
信じられない— パレット (@papalette) 2018年9月2日
【社会】アジアでは整形、アフリカでは美白や漂白、見た目がリスクより経済につながっているところが問題を難しくしている https://t.co/2ZVTThwd90
— 北村省一(macchanoco) (@macchanoco) 2018年9月2日