2015年の毎月勤労統計の調査方法変更をめぐり、野党側はアベノミクスの成果を良く見せるため、官僚が忖度(そんたく)したのではないかと追及した。
野党議員は、当時の中江首相秘書官が厚労省に働きかけたことで、統計の調査方法が変わったのではないかと指摘した。
調査方法についての検討会は一旦、これまでの方法を維持するという結論を出したが、その後、別の方法も検討する方針に変更された。厚労省幹部は、この直前に中江前秘書官に議論の内容について説明したとしているが、中江氏は20日、「記憶がない」と答弁した。
立憲民主党会派・小川淳也議員「(説明を受けた)9月14日の記憶だけがない。極めて不自然であります。一夜明けて、記憶が戻ったかどうか」
中江前首相秘書官「説明を受けたという記憶がございません」
勤労統計の調査方法を巡り、厚生労働省担当者が、中江元哉・元首相秘書官と面会した2015年9月14日当日の深夜、検討会の「中間的整理案」を書き換えて「現状維持」から方針を変えていたことが21日分かった。厚労省が明らかにした。
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以下ネットの反応。
【とんでもないメール】賃金統計の急上昇不正につながる2015年の入れ替えを求めたのは「委員以外の関係者の意見」という厚生省メールが出てきた。根本厚労相は「アベ総理の中江秘書官」と認める。当人は嘘がばれても「記憶にない」と恥の上塗り。偽証の可能性大だ。https://t.co/TljG76p77A
— 金子勝 (@masaru_kaneko) 2019年2月20日
国会中継
立憲 小川議員
「中江秘書官、大変よくご記憶されているが、9月14日の記憶だけがない。記憶は戻ったか?」中江元秘書官「記憶はございません」
小川議員
「森友・加計問題で、例えば佐川さん、柳瀬さんの同様のご答弁を、はた目でご覧になっていたと思います」…いやぁ、似てきたねぇ💧 pic.twitter.com/P8hPeuEaow
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2019年2月21日
毎月勤労統計調査方法の検討委員会座長に、謎の1通のメール。中江前首相秘書官の差し金らしいが、中江氏は「記憶がない。総理には報告していない」と答弁。加計学園と勝手に官邸で面会して肩入れしていたヤナセ元秘書官といい、アレの周りは勝手なことをしては報告しない秘書官で溢れていたらしい。 pic.twitter.com/q0qAxfAY2b
— やいちゃん (@picoyai) 2019年2月20日
「そんなことするはずないじゃないですか」と安倍総理が怒って言う時は「そんなことしてるんですよ」と同義だ。
証拠が出た。
中江元首相秘書官が統計手法の変更を検討すべきだと言ってるというメールが出てきた。首相官邸の関与は明らかだ。
ええっまたか。
中江「記憶にございません」
ふざけるな💢— 俵 才記 (@nogutiya) 2019年2月20日
「職員は当時の職場の状況について「(12年12月に)第2次安倍政権が発足してから『官邸』という言葉がよく出るようになった。他の職員からは『官邸を喜ばせないといけない』といった話を耳にしたこともある」とも語った」。https://t.co/9ib7XvelBC
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2019年2月21日
⑥
その結論が変わったのは、一体いつの時点で修文をしたのかと。このことを質問通告もきちんとした上で、今日、質疑に臨んだわけであります。ところが、厚生労働省は答えられないという事態が発生しまして、委員会室でいろいろと調整をしました。— 立憲民主党 国会情報 (@cdp_kokkai) 2019年2月21日
積み上がる「官邸関与」の状況証拠…https://t.co/f5UhNdufCY
— 冨永 格(たぬちん) (@tanutinn) 2019年2月21日