<日本は「かつて豊かだった」のではなく、もともと貧しかったのだ。事実、日本の労働生産性の順位はこの50年間ほとんど変わっていない。昔から傑出した技術大国であったという自らの「勘違い」に向き合わねば、日本経済はトンネルを抜けることはできない>
「日本はAI後進国」「衰退産業にしがみついている」「戦略は先輩が作ったものの焼き直しばかり」。ソフトバンクグループの孫正義社長による手厳しい発言が話題となっている。多くの人が薄々、感じている内容ではあるが、公の場では慎重に言葉を選んできた孫氏の性格を考えると、一連の発言は異例であり、事態が深刻であることをうかがわせる。
実際、日本は多くの面で先進国から脱落しており、ここから再度、上位を目指すのはかなり難しい状況にある。私たちには、日本はもはや後進国になったことを認める勇気が必要かもしれない。
玉川徹さん
今の経済成長率ってアベノミクスで経済が良くなったと思ってる部分あるかもしれないが日本の経済成長率って0.8%、アメリカが3%近く、散々色々言っている韓国だって3%近い...
考え方として日本は今ダメになってんだと、我々は先進国じゃないんじゃないかという所から始めないといけない。 pic.twitter.com/dmKyMLNJHi
— ZORO (@DRAW95353002) August 28, 2019
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以下ネットの反応。
【もはや先進国ではない】孫正義氏が「日本はもはや後進国であると認める勇気を持とう」という。世界競争力ランキングは30位、平均賃金はOECD35カ国中18位、相対的貧困率は38カ国中27位、教育の公的支出は43カ国中40位、年金の所得代替率は50カ国中41位など、現実を直視せよ。https://t.co/Ipgyo0Qg1y
— 金子勝 (@masaru_kaneko) August 28, 2019
日本の現実
平均賃金ー35カ国中18位
相対的貧困率ー38カ国中27位
教育公的支出ー43カ国中40位
年金所得代替率ー50カ国中41位
障害者公的支出ー37カ国中32位
失業公的支出ー34カ国中31位日本はもはや後進国であると認める勇気を持とう(ニューズウィーク日本版) https://t.co/PQFN3Gj54r
— 白石草 (@hamemen) August 27, 2019
「日本スゴくない」から再出発。 https://t.co/m1RPiA8BKa
— 平野啓一郎 (@hiranok) August 28, 2019
平均賃金はOECD加盟35カ国中18位、相対的貧困率は38カ国中27位、教育に対する公的支出のGDP比は43カ国中40位、年金の所得代替率は50カ国中41位、障害者への公的支出のGDP費は37カ国中32位、失業に対する公的支出のGDP比は34カ国中31位、これでもかというくらいひどい有様だ。 https://t.co/ibjoMsx3iJ
— 藤田孝典 (@fujitatakanori) August 27, 2019
ぐうの音も出ない <日本は「かつて豊かだった」のではなく、もともと貧しかったのだ。事実、日本の労働生産性の順位はこの50年間ほとんど変わっていない。昔から傑出した技術大国であったという自らの「勘違い」に向き合わねば、日本経済はトンネルを抜けることはできない> https://t.co/mhnwcVovbT
— TJO (@TJO_datasci) August 28, 2019
こういうこと隠して起きたいから韓国叩きなんじゃない。てか、問題にきちんと向き合うことなくごまかしつづけてこうなったか。公文書改ざんとか、地位を利用し賄賂で稼ぐ自民党の厚労政務官とか、現代の話? もう先進国じゃなよなぁ。https://t.co/dkSGudyOdH
— 室井佑月 (@YuzukiMuroi) August 28, 2019