日米貿易協議問題に関する野党合同ヒアリングを開催。
相変わらず、政府側からは一切情報開示がなされません。トランプ政権側は、トウモロコシを日本が全量輸入してくれるだの、70億ドル分の日本の農産物市場の解放となるなどと、あれこれしゃべっていますが、日本側は「交渉継続中だから答えられない」の一点張り。
しかも今日問題となったのは、この日米貿易協議の結果、どのようなメリット、デメリットがあるかということについて、試算はしているのか、といった点。
TPPの時には、政府側は大筋合意がなされる前に、経済全体に与える影響や、農林水産業に与える影響などについての試算を行い、公表していました。
しかし、今回は政府側は、試算をしているかどうかすら言えない、とわけのわからない答えでした。
政府は、今月末には日米間で最終合意するという方針とのこと。またその後秋の国会で、一気呵成に条約案について国会承認を得ようと構えているとのこと。
ということは、今月末まで情報開示は全くなされず、合意になった途端に急いで国会承認を求めるということか。
意義のある国会審議になるとはとても思われません。国益にこれだけ大きくからむ案件で、こんなやり方は言語道断です。
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以下ネットの反応。
日米貿易協議の状況、とんでもないぞ!
ぜひ、リンク先までご一読を!>今回は政府側は、試算をしているかどうかすら言えない、とわけのわからない答えでした。 https://t.co/bPRL9ejZj4
— 陣内和宏 (@JinKazLT) September 11, 2019
あり得ない…情報公開ないまま国会承認を求めるの?
大串議員ブログより抜粋→
日米貿易協議の結果、どのようなメリット、デメリットがあるか、試算しているか。
TPPは政府側は大筋合意前に…試算を公表。
しかし今回政府側は
試算をしているかどうかすら言えない、
とわけのわからない答え https://t.co/w1XmNVWQp1
— NPO法人AMネット (@amnetosaka) September 11, 2019
日米貿易協定について、国連総会の前に日本の国会でせめて閉会中審査を開くよう、野党議員が政府に求めていますが応じていません。まったく内容がわからないままに合意→署名となってしまうことは大問題です。野党ヒアリングが本日もありましたがまったく無内容。
— 内田聖子/Shoko Uchida (@uchidashoko) September 4, 2019
ちょっと小難しい話、書きました。
でも、とても重要。早く国会開いて議論されて欲しい。国益にかかわる話です。日米貿易協定はWTO違反だ。署名してはならない。 ー ブログを更新しました#日米貿易協定
https://t.co/e8kxBJ27xM— 玉木雄一郎 (@tamakiyuichiro) September 9, 2019
日本では組閣の話題ばかりだが、米国では主要閣僚が日米貿易協定の進捗を評価。ただ、実際の作業量は膨大で、米国の別報道では「国連総会での署名はまだ見通せない」とも。間に合うかどうかは別として、猛スピードで作業中であることは事実。組閣の前に閉会中審査が開かれなかったことは重大な問題だ。 https://t.co/tXjIjwNevU
— 内田聖子/Shoko Uchida (@uchidashoko) September 10, 2019
TPP協定交渉中、参加国の情報開示を厳しく制限したのは、交渉に入る際に交わされた「保秘契約書」でした。日本も参加するにあたりこの契約書にサインをした。だから交渉内容は一切国内で話せないとして、政府が説明をしない根拠になってきました。しかし日米貿易協定には保秘契約書はないはずです。
— 内田聖子/Shoko Uchida (@uchidashoko) September 11, 2019
久しぶりにヤフーニュースを見たので、日米FTAやTAGで検索してみても何も出てこない。日米貿易交渉でやっとでてきた。FTAという単語を使わないようにしているんですね。
米国務長官、日米貿易交渉「国連総会で完了」:日本経済新聞 https://t.co/2voLweeJRP
— bestgt (@bestgt78) September 10, 2019
第5回日米貿易協定密約問題 野党合同ヒアリング
資料はこちらから:https://t.co/ndH9VPQ0gb
2019/09/11 衆議院第16控室 13:00
staff pic.twitter.com/GhZhYSoYBF— 参議院議員森ゆうこ (@moriyukogiin) September 12, 2019