自民、公明両党は3日、検察や警察による取り調べの録音・録画(可視化)の義務付けなどを柱とした刑事司法改革関連法案について、今国会成立を見送る方針を固めました。
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http://mainichi.jp/select/news/20150904k0000m010116000c.html
秋の臨時国会で成立を目指す。
関連法案は他に、容疑者や被告が他人の犯罪事実を明らかにする見返りに起訴を見送ったり求刑を軽くしたりする「日本版司法取引」の導入や、通信傍受の対象とする犯罪の拡大も規定。成立すれば、刑事司法制度を転換する一大改革となる。
衆院で自民、公明、民主、維新4党が、司法取引と通信傍受の適正運用を担保する法案修正を行い、8月7日の衆院本会議で与野党の賛成多数で可決、参院に送付した。
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以下ネットの反応。
警察に都合のよい一部可視化の法案が廃案になるようで、良かった。 - <刑事司法改革法案>可視化導入見送り 自公が方針(毎日新聞) http://t.co/huDxZUuetR #YJnewsComment
— 棹留 誠(日本一新!) (@saotomemakoto) 2015, 9月 4
マイナンバー制度の法制化は急ぎ、刑事司法改革法案の可視化導入は見送り。
やっていることが真逆だ。
— terasu (@terasum) 2015, 9月 4
マイナンバー・内閣業務スリム化より先にやってほしかったなぁ。"刑事司法改革法案:可視化導入見送り 自公が方針 - 毎日新聞 http://t.co/TrDoJ9Iuis"
— パラヘリコプリオン (@WDT2004) 2015, 9月 4
「刑事司法改革法案」衆院通過。やばい。 実質インターネットを終わりにする、恐ろしい法律です。@kurieight pic.twitter.com/woqspiTQWV
— くりえいと (@kurieight) 2015, 8月 16
すごく感じ悪い法案だよ。盗聴法改正と刑事司法改革法案・・・戦前に戻す気満々だよね?特区の移民法も派遣法も農協法も医療に関するのも安保法制もすべて・・・おそらく国民の大多数は気づいてないよ @nosaibaninko
— らじ とそのなかまたち (@1radi2) 2015, 8月 29
8/6付。刑事司法改革法案関係。冤罪対策のはずなのに真逆に向かっていると批判。 / “盗聴拡大など導入/共産は反対 改定刑事訴訟法が可決/衆院法務委” http://t.co/6sXtm1R0VV
— 亀@渋研X(沈没中) (@kamezonia) 2015, 8月 28
冤罪防止を看板に掲げながら、司法取引の導入や通信傍受の対象拡大など、むしろ人権侵害を招くおそれの強い法案が国民的議論もないまま衆議院を通過。
刑事司法改革法案 - Miyanichi e-press http://t.co/8ATZz93her @miyanichiさんから
— nao (@carlton_gardens) 2015, 8月 23
【ネットで話題】戦争法案の裏で、こっそりと「ネット発言&デモ禁止法」が可決!フェイスブックで15000人がシェア!
「検察や警察による取り調べの録音・録画(可視化)の義務付け」と言ってますが、対象となるのは取り調べのうちの4%ぐらいだそうです。そして、取調べの可視化に例外規定が設けられており、取調官が恣意的に撮影を中止できます。ほいでもって、司法取引の導入で「冤罪事件」が増え、人権侵害を招く可能性は高まります。
さらに、今は盗聴するためには「通信事業者」の立ち合いが必要ですが、この法案が成立すれば立ち合いなしで盗聴が可能になります。
そして「盗聴やりたい放題」⇒「ネット発言&デモ禁止」へと繋がっていくわけです(中国っぽいですよね)。「刑事司法改革関連法案」が戦時体制の構築の一環であるということがお分かり頂けるかと思います。
この法案のヤバさは、権力に対する反対意見を封じ込めることができるので、一発で日本が終了になってしまう事です(コレ成立したらマジで日本脱出を考えた方がいいかも)。
今国会での成立は見送りになりそうですが、秋の臨時国会での成立を狙ってきます。多くの人は戦争法案ばかりに目がいっていますが、今国会はヤバい法案が目白押しです(マイナンバーは成立しちゃいましたからね)。
戦争法案をきっかけとして、一人でも多くの人が「国会監視員」「政府監視員」「議員監視員」になることが大切です。