免疫系がガン細胞をやっつけてくれるというのは有名ですが、今回実際に免疫細胞(キラーT細胞)がガン細胞をやっつけている現場の撮影にケンブリッジ大学が成功しました。
http://irorio.jp/daikohkai/20150525/231316/
がんの免疫療法で使われるT細胞だが、実際どんな動きをするのかは、あまり知られていない。しかしケンブリッジ大学が、高画質で立体的な姿を捉えることに成功した。
T細胞とは白血球の中のリンパ球からなり、腫瘍や体に侵入してくるウィルスを破壊する。それらを患者の血液から取り出し、数を増やし、攻撃力を強めて再び体内に戻して治療するという。
オレンジに緑が入ったものがT細胞。青ががん細胞。
ガンの予防・治療・再発防止に免疫力の活性化は欠かせないものです。
もちろん、巨大になりすぎてしまったガンには3大療法(放射線・抗がん剤・外科手術)が必要なこともあるでしょう。
ただ、免疫力が低下してがん細胞(普通に人でも毎日数千個は発生しています)をやっつけきれなかったために、ガンが大きくなってしまったという人がとても多いですよね。
ですから、免疫力を上げることは大切です。
ま、ここまでは当たり前の話なんですが、実際に免疫細胞(キラーT細胞)がガン細胞をやっつけている映像を見ると、現実感が増しますよね。
「ホントに頑張ってくれてたんだね」という気持ちになり、こっちも頑張ろうという気になります。
とてもいい動画ですね。