新型コロナウイルスの感染が相次いだ済生会有田病院(和歌山県湯浅町)は4日、先月13日に最初の感染者が確認された後、停止していた外来診察を再開した。病院関係者の検査の結果、2週間にわたり、新たな感染者が確認されなかったため。地域住民らが朝から続々と診察に訪れた。
午前8時、伊藤秀一院長が入り口前で「本日から通常業務を再開し、今後は地域の方のために貢献したい」とコメントし、病院の安全を宣言。午前8時半には、外来診察の受け付けが始まった。早速訪れた同町の男性(65)は「この近くに大きな病院はないので、再開してうれしいですね」と語った。
同病院では2月13日、50代の男性外科医の感染が判明し、外来の受け付けを停止した。外科医を含め、同僚医師、入院患者3人の計5人の感染が確認され、院内感染が疑われている。うち一時入院していた70代男性は28日に死亡した。
県は24日までに病院関係者計474人のウイルス検査を実施し、感染がわかった5人以外の469人の陰性を確認。その後、新たな感染者が出なかったため、2週間の経過観察期間を経て、4日から通常業務を再開した。
仁坂吉伸知事は「病院の正常化ができてよかった。すべての危機が去ったわけでないので、注意深く緊張感を持って新型コロナ対策に臨んでいきたい」と語った。(藤野隆晃、山田知英)
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以下ネットの反応。
#ミスターサンデー
和歌山
COVID19制圧に成功
知事が制圧宣言
カギはPCR検査トリアージ
和歌山は3.11以降院内トリアージ訓練などしていたようですね。COVID19のトリアージは優先順位をつけてとにかく検査をしていくということ。
12日間で474人検査
11人陽性 pic.twitter.com/1MkbuMfmSN— ペンギンのしっぽ (@putibomu) March 8, 2020
朗報。よかった。全国の首長の中では、仁坂吉伸が最も早くから前へ出て、積極的な検査を重ねて感染を止める努力をしていた。対策の陣頭指揮に当たり、県内の肺炎患者のデータを隈なく調べることもやっていた。日本の中ではお手本のケースだ。徹底的な検査のみが終息への通路。https://t.co/Y9SrO9iOUV
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) March 5, 2020
どうなるかと思っていたけど初動がよかったら復活できるんだなと思った。自公議員には目を覚ましてもらいたい。行政の誤った初動をごまかして将来に禍根を残す法律の制定に手を貸すなかれ! 院長が安全宣言:朝日新聞デジタル https://t.co/DHX08PG1Pz #新型肺炎・コロナウイルス
— やぶくん (@takamatsu_yabu) March 4, 2020
封じ込めに成功したな👏👏👏https://t.co/YegT6UmrTW #新型肺炎・コロナウイルス
— ヨナタン (@jonathan_1955) March 4, 2020
局所的かもしれないけど、成功した対処事例として、もっと注目されても良いのでは。 / “医師ら感染した和歌山の病院、外来再開 院長が安全宣言 [新型肺炎・コロナウイルス]:朝日新聞デジタル” https://t.co/HLBSuNYxSI
— Toshiyasu Oba (@tsysoba) March 4, 2020
土日、ニュース見ないうちに、感染者がめちゃ増えてる!3/8(日)現在の人数。
#新型コロナウィルス#ミスターサンデー pic.twitter.com/KySz5zM67h— ROKO (@N89229411) March 8, 2020
<世界の検査数と患者数比較>
昨日ミスターサンデー情報です。
★日本の感染者数と死者数はクルーズ船は含みません pic.twitter.com/uYu6P26kMg— シルクセラピスト坂梨秀子 (@silktherapylabs) March 8, 2020