政府「第2波来ていない」 北九州の感染者急増、地元と認識にずれ
新型コロナウイルスの感染者が急増している北九州市について、菅義偉官房長官は29日の記者会見で「第2波が来たとは考えていない」との認識を示した。「直ちに再び緊急事態宣言を発する状況に該当するものとは考えられない」とも述べた。
【関連】新型コロナ、北九州市で新たに26人感染 特養で10人クラスター
同市の北橋健治市長は同日の記者会見で「第2波の真っただ中にある」と述べたが、会見で菅氏は「個別の自治体首長の発言にコメントすることは差し控える」と言及を避けた。地元自治体との認識の違いが浮き彫りになった形で、「せっかく経済活動が再開したのに再指定すれば水を差す」(首相官邸幹部)と第2波「認定」に慎重な政府の立場をにじませた。
スポンサーリンク
以下ネットの反応。
「北九州市 第2波来たとは考えていない」官房長官 新型コロナ
2020年5月29日 11時35分https://t.co/1BzGIvcJaI
北九州市長「第2波の真っただ中にいる」 新型コロナウイルス
2020年5月29日 14時29分https://t.co/LSp2H6k0K5近々閣議決定するのかな、「北九州市に第2波来ていない」って。 pic.twitter.com/mPxX0HFXfE
— jaji (@jijajoc) May 29, 2020
20人以上の新規感染があっても「第2波が来たとは考えていない」とは、一体どれだけの感染があれば認めるのでしょうか。
北海道も新規感染が相次いでいます。
学校再開するなら20人以下の少人数とすべきです。#学校の3密を解消してください#少人数クラスでゆとりある教室をhttps://t.co/guuCoT8ImK— 全北海道教職員組合【道教組】 (@dokyoso) May 29, 2020
「北九州市 第2波来たとは考えていない」菅官房長官 新型コロナ
第1波の1日最高人数と同じ人数の感染数です。
第1波では計76人の感染でした。6日間で43人、約3分の2です。
これを第2波と呼ばなければ、何なのでしょうか?
この6日間での人口10万人辺りの感染者数は4.59人となりました。 pic.twitter.com/wgQQ6Dqww6— 新型コロナ.jp (@COVID_19_covid) May 29, 2020