内閣府は、景気の山や谷を判定する会議を近く開き、「景気後退入り」を認定する方向で調整に入った。専門家の中では、2012年12月に始まった景気の回復局面は18年10月に終わったとの見方が強く、会議でこの通り認定される見通しだ。実際にそうなれば景気拡大期間は71カ月にとどまり、戦後最長の「いざなみ景気」(08年2月までの73カ月間)には届かないことになる。
安倍政権が発足した12年12月に始まった今回の景気回復をめぐっては、19年1月に当時の茂木敏充経済再生相が、「戦後最長となった可能性が高い」と宣言していた。
さらに昨年10月の消費増税や年明け以降の新型コロナウイルスの影響も加わり、景気後退入りの認定は不可避とみられていた。
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以下ネットの反応。
判断が遅いせいで(戦後最長をなんとかして作出しようとしたからだと思うが)、様々な政策判断が後手後手になって、問題解決が先送りにされた罪は、極めて重たい。
どう責任を取るつもりか(痛感して終わりだと思うが…)
— 田崎 基(神奈川新聞 記者) (@tasaki_kanagawa) July 22, 2020
「アベノミクスは既に2年前に無効だった」と今頃認めたのか。
政府は「2012年12月から続いた景気拡大期間が 18年10月に終わり、景気後退局面に入った」と認定。景気拡大は戦後最長とならず。
つまり「景気後退の最悪の時期に消費税を増税した」と認め、失政の責任を痛感すると。表面的な言葉だけで。 https://t.co/aDPIpJbDph
— 盛田隆二🍺Morita Ryuji (@product1954) July 22, 2020
18年10月が景気の山だったとすれば、景気後退局面での消費税10%増税が、大失政だったことを安倍政権は認めるべきです。「すべてはコロナのせいだ」という言い逃れは通用しません。
政府、「景気後退」認定へ 回復「戦後最長」届かぬ見通し https://t.co/zPPwBLRVq0
— 小池 晃(日本共産党) (@koike_akira) July 22, 2020
つまり、少なくとも2018年10月から2019年8月までは、実際には後退していたにもかかわらず「景気拡大」として、真逆の経済政策をとっていたということ。
打つべき手をうたず、不必要な手を打ち、景気後退を加速させた責任、誰がとるんですかね…。 https://t.co/m7w5uVYXRB— フリッチャイマニア (@fricsaymania) July 22, 2020
安倍ちゃん「すまん、ほんまは2018年から景気後退してたんよ、けど言い出せなくて・・・」
2018年から景気後退してたぴえん🥺
あの時に消費税10%賛成してたヤツ息してる?
この中国にある謎の乗り物にのせちゃうよ?— ぴえんちゃん🥺 (@sneijderbot) July 22, 2020
虚飾のアベノミクスは2018年10月にはもうその限界に達していたけれど、その後も統計の改竄等、権力でそれを覆い隠し、しかし安倍政権の終わりが見えた今やっと事実が事実として認められようとしているという事でしょう。#虚飾のアベノミクス #悪夢の安倍政権 と思います。https://t.co/OtIOQ4L8o9
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) July 22, 2020
なぜ分かり切っていた不景気を「景気は良い」と言い張り否定していたのに今さら種明かしするのかと思ったが、次の選挙で消費税減税を持ち出すための布石を打っているのではないかとも思える。卑怯。
↓
「景気後退」認定へ、戦後最長ならず 回復は18年10月まで:日本経済新聞 https://t.co/lvg7yVeIGt— 中林 香🇩🇪 ⁷ (@kaokou11) July 22, 2020
「内閣府は2012年12月から始まった景気回復局面が18年10月に終わり、景気後退に入ったと認定する方針」
言わんこっちゃない!
その景気後退真っ只中に決行された消費増税、これでもまだ撤回しないというのか?
間違ったなら改めればいい。問題の本質は、それができないことだ https://t.co/CxEpM8G9Uf— リフレ女子 (@antitaxhike) July 22, 2020