安倍政権下の政策減税 6割が巨大企業に 13年度以降3兆8千億円 優遇くっきり
法人税の一部を政策的に減税する「租税特別措置」(租特)で、資本金100億円超の巨大企業が受けた減税額の総額が第2次安倍政権発足以来、少なくとも3兆8000億円に上ったことが分かった。全体の6割を超える。財務省資料から本紙が集計した。専門家は「巨大企業ほど優遇されており、企業間の不公平感を招いた」と指摘。安倍政権の継承を掲げる菅義偉氏による次期政権でも、巨大企業への優遇姿勢が続く懸念がある。(大島宏一郎)
第2次安倍政権下で租特が始まった13年度から、18年度までの減税額の合計は約6兆円。減税額を企業規模別で見ると、企業数では0.1%に満たない巨大企業(資本金100億円超)向けが63%を占めていた。中小企業(1億円以下)向けは約20%、中堅企業(1億円超~10億円以下)向けは約6%だった。また、税理士の菅隆徳氏が企業の利益に対して納めた法人税の割合を「負担率」として試算したところ、18年度では中小は18%、中堅は20%なのに対し、巨大企業は12%にとどまった。本来、法人税は利益の23%分(地方分を除く)を支払うが、租特による減税効果が巨大企業ほど大きいことを示している。同氏は「巨大企業は利益に見合った税負担をしていない」と指摘する。
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以下ネットの反応。
自助と言っても大企業は優遇される。何なの?
安倍政権下の政策減税 6割が巨大企業に 13年度以降3兆8千億円 優遇くっきり:東京新聞 TOKYO Web https://t.co/d6lkrQFjw7
— 🌈白石草 (@hamemen) September 16, 2020
安倍政権下の政策減税 6割が巨大企業に 13年度以降3兆8千億円 優遇くっきりhttps://t.co/HFNytrqzI0 法人税の一部を政策的に減税する「租税特別措置」(租特)で、資本金100億円超の巨大企業が受けた減税額の総額が第2次安倍政権発足以来、少なくとも3兆8000億円に上ったことが分かった
— 保坂展人 (@hosakanobuto) September 16, 2020
既得権益に過剰に肩入れした安倍政権。安倍政権継承を言う菅首相が叫ぶ既得権益打破って一体ナニ? https://t.co/rGXz31k8bu
— 福山和人 (@kaz_fukuyama) September 16, 2020
安倍政権下の政策減税 6割が巨大企業に 13年度以降3兆8千億円 優遇くっきりhttps://t.co/Jyjc1JJhT7 13年度から18年度までの減税額の合計は約6兆円。
減税額を企業規模別で見ると
企業数では0.1%に満たない巨大企業が63%。
中小企業は約20%
中堅企業は約6%だった〜抜粋— 毬谷友子 (@mariyatomoko) September 16, 2020
そんで内部留保増やしてて、死に金作ってどうするってかんじ。 https://t.co/aJFqECqe2h
— しかのつかさ (@sikano_tu) September 16, 2020
資本金100億円超の巨大企業が受けた減税額の総額が第2次安倍政権発足以来、少なくとも3兆8000億円に上ったことが分かった。全体の6割
安倍政権下の政策減税 6割が巨大企業に 13年度以降3兆8千億円 優遇くっきり:東京新聞 TOKYO Web https://t.co/sOH251H1k2
— 愛知県医労連 (@irouren) September 16, 2020