「地動説は誤り」と糾弾のガリレオ裁判のよう… 学術会議の任命拒否に600団体超が声明
10月1日に任命されるはずだった日本学術会議の会員候補6人が、菅義偉首相に任命拒否されて1カ月。この間、各学会など600を超える団体から抗議の声明が相次いでいる。戦前への逆行を危惧したり、地動説を主張して宗教裁判にかけられたガリレオの事例を交えたりと、それぞれの専門分野を踏まえた厳しい視線が向けられている。
「情報公開の制度は古代ローマの時代に芽生えた」と前置きし、菅首相が理由を明確に示さない点を突くのはイタリア学会。「権力が学問世界に介入する事例は西洋史に無数に見いだされる」とし、ガリレオが17世紀、ローマ教会による裁判で「地動説は誤り」と認めさせられた例と変わらないと主張した。
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以下ネットの反応。
学術会議への人事介入事件は
地動説を否定した宗教裁判のよう…
イタリア学会の抗議声明。
抗議の声を上げた団体は600を超えた。https://t.co/Vb2dHbO1fD— 東京新聞労働組合 (@danketsu_rentai) October 30, 2020
「地動説は誤り」と糾弾のガリレオ裁判のよう… 学術会議の任命拒否に600団体超が声明 https://t.co/kpR9Z7rqXZ #主要ニュース #47NEWS
— 47NEWS (@47news_official) October 30, 2020
「日本学術会議が行っていることを広く市民に示し
さらに予算不足で実行できていないことを掲げて
無責任な『改革案』に対抗すべき」「国を代表するアカデミーに
10億円ぽっちしか出さない状態は
科学技術創造立国として恥ずかしいこと」宇宙物理学者の池内了さん
▼10月30日 東京新聞夕刊3面 pic.twitter.com/WrBZNTjNJi— 東京新聞労働組合 (@danketsu_rentai) October 30, 2020