緊急事態宣言は、感染状況が最も深刻なステージ4で検討が必要とされ、政府は今回の解除基準を、感染状況が2番目に深刻な「ステージ3」になることとしている。ステージ判断の指標のうち、新規感染者をみると、東京ではステージ4が1日平均約500人以上、ステージ3が同300人以上。13日までの1週間は1日平均1800人だった。
計算では、感染者1人が感染させる人数を示す実効再生産数を使った。1未満なら感染が収まっていく。東京では12月下旬は平均1・1ほどだった。宣言後に実効再生産数が2割減の0・88まで下がれば、2月24日に500人未満を達成。その直後から対策を宣言前に戻して1・1ほどに戻ると、4月14日には宣言時と同水準まで感染者が増えるという結果になった。
解除基準緩ければ「4月に再宣言レベル」「7月末まで3回ピーク」 西浦教授
政府は宣言解除の目安の一つに東京都の場合は「感染者数が1日当たり500人未満」との基準を挙げている。西浦教授は「(500人未満など)解除基準が比較的緩い場合は、7月下旬までに今回も含め計3回のピークを経験することになるだろう。解除基準を決めるには長期的な見通しが必要だ」と指摘する。
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以下ネットの反応。
この記事みてるとGW頃またステイホームと騒ぐ様が目に浮かぶ…。(やーめーてー
緊急事態、解除急ぐと4月に再宣言の恐れ 西浦教授計算(朝日新聞デジタル) https://t.co/4Nu6xqoZey
— yut (@yutbox) January 13, 2021
「4月に再宣言レベル」「7月末まで3回ピーク」8割おじさんこと、西浦教授による試算です。相変わらず指摘が鋭いです。 https://t.co/HOQU92NgNY
— 齊藤信宏 (@nobusaitoh) January 13, 2021
「緩い対策だと4月半ばに3回めの緊急事態宣言」 8割おじさん、新シミュレーションでデータに基づいた政策決定を呼びかけ
『(政府の)緊急事態宣言の解除の基準は、数値感覚を持つ自分としては耳を疑うような基準だったので、数値計算をするに至った』https://t.co/wpukAgEcbl
— 日本共産党⚙🌾 (@jcp_cc) January 13, 2021
【500人未満で宣言解除…4月に“千人超”】https://t.co/gtXoNDFoxq
緊急事態宣言の解除について、政府は東京の新規感染者数が1日500人未満に減少することなどを条件としていますが、500人未満で解除すれば4月には再び新規感染者数が1000人を超えると、京大の西浦教授のシミュレーションで分かりました pic.twitter.com/ba4ErMJFp0
— 日テレNEWS / 日本テレビのニュース・速報 (@news24ntv) January 13, 2021