「警察官議場立ち入り弁護士有志声明」は、17日に参議院にSPが目的も所属も明らかにせずに衛士とともに行動していたことへの批判です。のちに本人の名前、所属はわかりました。https://t.co/UtTYjj7rfM pic.twitter.com/L2Czvlx0dN
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2015, 9月 18
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【拡散お願いします】
16日夜、警察官が議事堂内に立ち入って警察活動を行った件について、弁護士有志で声明を発表しました。全政党、参議院議長、鴻池委員長にファクスで申し入れています(鴻池委員長のみファクスがずっとお話し中でまだ通じていないかも)
メディアの皆様
この声明のとりまとめ・連絡担当は太田ということになっていますので、ぜひご取材お願い致します。既に個別に何人かの記者さんには連絡もさしあげていますが、ばたばたした状況下、連絡が重複しましたら申し訳ありません、ご容赦下さい。
太田の事務所電話番号は0466-25-3125.不在の場合は折り返すようにしますので連絡先を残して下さい。賛同弁護士の数は続々続き、書面では正午時点の151人しか載せられませんでしたが、その後も募集を続けたところ17日19:12時点で267名となっています。
議事堂内に警察官が立ち入った過去の事例は二件のみです。声明に書いていますが、そういう超異例事態です。
そもそも参議院規則が例外的な場面として議事堂内への警察官導入を認めているのは、議事堂内でテロが起きた場合みたいなことを想定しています。
政府与党による法的クーデターが進行中の今、それを体をはって阻止しようとした野党議員を警察官が排除しようとしたとは何事でしょうか。議員はテロリストではありません。
今回警察官は一名でした。でも数が少ないならたいしたことがないとかそういう問題ではありません。
議員は国民の代表者です。真摯に活動している議員の活動を警察官が排除しようとしたということは、民意を警察官が排除しようとしたことと同じです。
憲法が保障する議院の高い自律性にも反する。安倍政権はどこまで何まで壊すつもりなんでしょうか。
昨日の委員会「採決」もそう。 手続もものすごく大事なんです。適正な手続が守られることがイコール民主主義の保障です。
どこまでも「安倍的」。安保のことだけじゃない、こういうことを主権者がぼやぼやと看過していたら、他の分野にもどんどん「安倍的」なことが及んでいきます。既に及んでいますよね、派遣法改悪はどうでしょうか。 生活保護についてはどうでしょうか。教科書についてはどうでしょうか。原発についてはどうでしょうか。すべてが「安倍的」。
ぜひ弁護士有志の声明の拡散をお願い致します。
賛同弁護士はどんどん増えたのですが、本会議「採決」の前にできればもう一度追加執行(ファクス送付)したいので、今日5時半の時点でいったん締め切りました。以下、テキストベタ貼りもしておきます。ぜひ拡散してください。
【警察官の議事堂内立ち入りに抗議する弁護士有志声明】平成27年9月16日午後10時過ぎ、警視庁警備課の私服警察官1名が参議院内に入り、第一理事会室前に多数いた野党議員の間に強引に割り込むなどして、いわゆる安保関連法案を審議する参院特別委員会の鴻池祥肇委員長の通路を確保しようとした。
今まで議案の審議に際して議事堂内に警察官が導入されたのは、昭和29年6月3日に警察官職務執行法の審議において野党議員が議長席等を占拠した際200人の警察官が導入された事例及び昭和35年5月19日に日米安保条約改定に伴う会期延長に反対する議員が議長室前廊下を占拠した際に500人の警察官が導入された事例の2件のみであり、警察官が議事堂内に立ち入ることが極めて例外的な異常事態であることは明らかである。
参議院規則218条本文は「衛視は、議院内部の警察を行う。警察官は、議事堂外の警察を行う。」という原則を明記し、議院内部の警察は国会の衛視が担当することを定めている。これは、立法府たる議院の自律性を確保するためである。
そして、同条但書は「議長において特に必要と認めるときは、警察官をして議事堂内の警察を行わせることができる。」と定めている。
しかし当該警察官に対しては議長からこのような指示がなされた形跡はない。議長の指示もないまま警察官が議場内で警察活動を行っていたとすれば議院の自律性を侵害する大問題である。
また、仮に議長がそのような指示をしていたとしても、やはり大きな問題がある。立法府である参議院の自律性を維持するためには、行政権の介入を排除しなければならないのが大原則である以上「特に必要と認めるとき」とは、衛視による警察権では議院の秩序を保つことができないことが明白な事態でなければならない。この点、当時の状況に照らすと、かかる事態は認められない。従って、参議院議長が警察官に議事堂内の警察を行わせていたということであれば、参議院議長の職権の濫用であり、参議院の自律性を侵害する極めてゆゆしき事態である。
特に良識の府とも称される参議院は、政府与党とは一線を画する必要性も特に高い。もしこの警察官の導入が、今国会での成立を強行したい政府与党の意を受けたものであるなら、議院の自律性を揺るがすものである。
現在国会にて審議中の安保法案の内容については、憲法違反であることが元・最高裁判所長官の山口繁氏を初めとする多くの法律家や学者によって指摘されており、憲法違反であることは明白である。
今、参議院がすべきことは、警察官を導入して野党議員の活動を封じようとすることではない。
今、参議院がすべきことは、法案を憲法に適合するものに修正するための審議を充分な時間をかけて行なうこと、あるいは、改めて立法事実の存在から問い直し、本法案を廃案にすべきではないかを検討することである。
弁護士有志一同
平成27年9月17日(賛同者 順不同) 151名(9月17日正午時点、今後追加の可能性あり)
弁護士 今泉義竜 弁護士 川邊みぎわ 弁護士 足立悠 弁護士 郷原由合
弁護士 橋本智子 弁護士 小池拓也 弁護士 寳耒 隆 弁護士 中平 史
弁護士 中瀬奈都子 弁護士 早田由布子 弁護士 中村剛
弁護士 神原元 弁護士 竹村和也 弁護士 三橋閑花 弁護士 内山宙
弁護士 岩井知大 弁護士 新村 響子 弁護士 打越さく良 弁護士 長谷川悠美
弁護士 伊藤克之 弁護士 竪十萌子 弁護士 原田真実子 弁護士 宋惠燕
弁護士 小笠原里夏 弁護士 徳田隆裕 弁護士 高木野衣 弁護士 葦名ゆき
弁護士 片山 直弥 弁護士 中島万里 弁護士 佐藤倫子 弁護士 飯田学史
弁護士 枝川充志 弁護士 太田伊早子 弁護士 早坂由起子 弁護士 河村洋
弁護士 星野 圭 弁護士 結城 祐 弁護士 加藤慶二 弁護士 楠晋一
弁護士 馬奈木幹 弁護士 中澤 泰二郎 弁護士 谷次郎 弁護士 鈴木麻子
弁護士 國府朋江 弁護士 黒沼 有紗 弁護士 平田かおり 弁護士 近藤ちとせ弁護士 松浦恭子 弁護士 相原わかば 弁護士 郷田真樹 弁護士 佐木さくら
弁護士 井芹美瑛 弁護士 馬場彩 弁護士 山村好男 弁護士 渡邉一生
弁護士 滝本太郎 弁護士 小花 和史 弁護士 井上卓也 弁護士 板井俊介
弁護士 出口 かおり 弁護士 伊藤朝日太郎 弁護士 西川研一
弁護士 小谷 成美 弁護士 室 穂高 弁護士 山本雄一朗 弁護士 畑地雅之
弁護士 舩澤弘行 弁護士 清田美喜 弁護士 寺沢勝子
弁護士 上山勤 弁護士 正木みどり 弁護士 井上直行 弁護士 喜田崇之
弁護士 佐々木正博 弁護士 堀金 博 弁護士 堀江哲史
弁護士 橋本敦 弁護士 細見茂 弁護士 徳井義幸 弁護士 鎌田幸夫
弁護士 中西基 弁護士 森平尚美 弁護士 名波大樹 弁護士 谷真介
弁護士 中村里香 弁護士 安原邦博 弁護士 西 晃 弁護士 山本 完自
弁護士 端野真 弁護士 中峯将文 弁護士 田村文佳 弁護士 芝野友樹
弁護士 戸村祥子 弁護士 笹 泰子 弁護士 山崎あづさ 弁護士 中村健太
弁護士 二宮淳悟 弁護士 弘川欣絵 弁護士 万字香苗 弁護士 田中淳哉
弁護士 野口景子 弁護士 深井剛志 弁護士 上山 信一 弁護士 齋藤祐介
弁護士 宇賀神直 弁護士 愛須勝也 弁護士 藤井 豊
弁護士 小林徹也 弁護士 大橋さゆり 弁護士 上田貴子 弁護士 西田美樹
弁護士 宮腰直子 弁護士 佐藤真理 弁護士 武井由起子 赤石あゆ子
弁護士 田場暁生 弁護士 猿田佐世 弁護士 横山聡
弁護士 石口俊一 弁護士 田邊尚 弁護士 竹森雅泰 弁護士 寺本佳代
弁護士 中村健太 弁護士 西岡 芳樹 弁護士 坂本知可 弁護士 笠松健一
弁護士 林 裕介 弁護士 渡辺登代美 弁護士 福光 真紀 弁護士 柿沼真利
弁護士 岩村智文 弁護士 牧 亮太 弁護士 瓦井剛司 弁護士 木村庸五
弁護士 清水俊 弁護士 村越芳美 弁護士 永尾廣久
弁護士 石口俊一 弁護士 田邊尚 弁護士 工藤勇行 弁護士 竹森雅泰
弁護士 橋本貴司 弁護士 依田有樹恵 弁護士 志田なや子 弁護士高橋由美
弁護士 根本明子 弁護士 今治周平 弁護士 依田 有樹恵 弁護士 松本育子
弁護士 田中史子 弁護士 石川元也【警察官の議事堂内立ち入りに抗議する弁護士有志声明】
昨日午後10時過ぎ、警視庁警備課の私服警察官1名が参議院内に入り、鴻池委員長の通路を確保しようとしたということがありました。
これは、立法府に行政権が介入したというものであり、立法府の自律性を侵害するものです。弁護士有志160名(17日正午時点)が、これに抗議する声明を出しました。賛同者は正午時点以降も増えていますので、順次反映する予定です。
さきほど、参院議長、鴻池委員長、全政党宛にFAX送信しました。(追記)
19時12分時点で、賛同者は267名となりました。
安保のことだけじゃない、こういうことを主権者がぼやぼやと看過していたら、他の分野にもどんどん「安倍的」なことが及んでいきます。既に及んでいますよね、派遣法改悪はどうでしょうか。 生活保護についてはどうでしょうか。教科書についてはどうでしょうか。原発についてはどうでしょうか。すべてが「安倍的」。
ぜひ弁護士有志の声明の拡散をお願い致します。
ですよね。あまりにも次々と「安倍的」なことを繰り出されて、それを見逃していたらいつの間にか世界は「安倍的」な世界になってしまいます。というか、もうだいぶ「安倍的」な世界なってるので強い危機感が必要ですね。