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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015100801000765.html
来年の米大統領選で民主党最有力候補と目されるクリントン前国務長官は7日、大筋合意に達した環太平洋連携協定(TPP)について「現時点で賛成できない」と述べ、不支持を表明した。
オバマ大統領はTPPをアジア重視戦略の中核に位置づけており、不支持表明はオバマ政権のアジア政策や経済政策と距離を置くことを意味する。クリントン氏は支持率が低下傾向にあり、当選した場合は単なるオバマ政権の延長にはならないとアピールする狙いがありそうだ。
http://jp.reuters.com/article/2015/10/07/usa-election-clinton-tpp-idJPKCN0S12KY20151007
クリントン氏は国務長官時代、TPPを基本的に支持する姿勢を示していたが、7日のインタビューでは「現時点で把握している内容は望ましくない」と反対を表明。「私は最初から、米国民の雇用創出、賃金上昇、国家安全保障の強化につながる貿易協定を結ぶ必要があると語ってきた。他にも多くの疑問が解消されていないと思うが、私にとってはこの3点に尽きる」とした上で、TPPは「私が設定した高い基準を満たすとは思わない」と述べた。
同氏はこの日、遊説先のアイオワ州で、為替操作への対策がTPP合意に含まれていないことを懸念していると語った。
民主党支持者を対象とした世論調査で支持率首位を保ってきたクリントン氏だが、国務長官時代に私用メールアドレスを公務に使っていた問題をめぐる論争が続く中、他候補に対するリードは縮まっている。
クリントン氏が支持基盤に取り込みたい労働組合を含めた多くの民主党支持者は、TPPによって国内製造業の雇用が打撃を受け、環境規制が弱体化することを懸念し、合意に反対している。
ヒラリー・クリントン前国務長官、TPPに不支持を表明
あれ?TPP反対派のみなさん、TPPはアメリカの陰謀だったんじゃあなかったの(笑)→TPP支持せず、クリントン氏が表明 http://t.co/XjPl2oPazc
— 金子洋一・民主党参議院議員(神奈川選出) (@Y_Kaneko) 2015, 10月 7
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以下ネットの反応。
@Reuters_co_jp 批准無理かも、アメリカ保護貿易激しいからなぁ。日本それでどんなに苦しんだことか
— 李舜臣 (@k1_yamamoto) 2015, 10月 7
クリントンがTPP反対。アメリカがTPPを合意させたくてたまらないと思ってたので意外だった。民主党だけでなく共和党にも反対論が多い模様。だったら、なおさらTPPやめればいい。ガマン大会じゃあるまいし。
— ぽぽんぷぐにゃん (@poponpgunyan) 2015, 10月 7
気がかりな意見表明:「TPP支持せず、クリントン氏が表明」(ロイター)
http://t.co/rjYBr7KYkx
ヒラリー・クリントン氏は、現時点で把握している内容は望ましくないとし、「私が設定した高い基準を満たすとは思わない」と述べた。
ーー悪しきリベラルの言い回し。
— 滝田洋一 (@yoichitakita) 2015, 10月 7
こんなもんは大統領選で民主党内でのクリントンのライバルバーニー・サンダースが「TPPぶっつぶす」と発言して、民主党内で支持を急増させている事への対応の一つでしょう。まあ、普通にいけばクリントンが民主党の候補になるでしょうが、念のためという事で。民主党代表になったらあっという間に賛成側に回るはずです。
そんなことは日本の民主党の金子洋一議員もわかっているはずですが(わかってなかったら大変です)、それを「アメリカ全体の意志」と結びつけるようなミスリードをして反対派を貶めるような発言、最低ですね~。反対派への敬意がまるで感じられず「不誠実さ」が際立ったコメントで見ていてムカムカしてきます。
こんな人が国会議員とは・・情けない限りです。
あと、クリントンでさえ「製薬会社の利益を消費者より優先」と言っているのに日本のマスメディアはいっさいそういった話はしませんよね。