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http://www.news-postseven.com/archives/20151218_370767.html
インターネット通販大手・amazonで12月8日、ついに「お坊さん」までがそのラインアップに加わり、ワンクリックで注文、「お布施」はクレジットカードで決済できるようになった。「お坊さん便」は四十九日や一周忌といった法事(法要)の際に、読経を行なう僧侶の手配サービスだ。料金は、自宅など手配先への訪問のみなら3万5000円。全国どこでも手配が可能だという。
「僧侶の仕事は確実に減ってきています。お寺は檀家さんのお布施で成り立っているのですが、派手な葬儀は姿を消し、急速に簡素化が進んでいる。地方では墓の面倒が見られないという理由で“墓じまい”をして寺を離れる檀家も増えてきました。特に私のように寺を持たない“マンション坊主”にとって、このサービスで仕事が入るのはありがたいことです」
「お坊さん便」がamazonに出品された日、利用者からの問い合わせが殺到したという。
「それ以上に多かったのが僧侶からの“登録したい”という電話。これは予想外でした」
他にも、「クレジットカード決済では僧侶に対する謝意が薄れる」という指摘もある。“ネットで買う”という行為自体に、宗教界では強い抵抗感があるようだ。
僧侶手配のチケットを販売いたします。
手配した僧侶は法事・法要(読経・法話)を行います。
お坊さん・僧侶さんの紹介・手配手数料は無料です。
お車代・お膳料・心づけなども不要です。
戒名授与をご選択いただいたお客様には、戒名の授与を行える僧侶を手配します。
戒名はお一人様が対象となり、位号は宗派に合わせて「信士・信女」「釋・釋尼」のいずれかとなります。
ご自宅のみ・墓地のみなど1箇所で法要を行う場合は「移動なし」をご選択ください。
ご自宅から墓地への移動など2箇所で法要を行う場合は「移動あり」をご選択ください。注意事項
菩提寺とのお付き合いがある方はご利用になれませんので事前にご確認ください。
葬儀当日の法事法要ではご利用いただけません。
法要予定日または戒名授与希望日の2週間前までにご注文ください。法要予定日はご注文日から5か月以内でご指定下さい。
このチケットの有効期限はご注文時にご指定いただいた法要予定日の1か月後までとなり、有効期限内であれば日程の変更が可能です。
日程、地域、宗派およびご本人様確認のためのお電話番号を注文後にメールにてお伺いさせて頂きます。
日程、地域、宗派の組み合わせによってはご希望に添えない可能性がございます。
僧侶からご挨拶の連絡はお電話にて差し上げます。メール、書面では対応しかねます。
原則、キャンセルはお受けいたしかねます。日程の変更がある場合は法要予定日の2週間前までに当社までご連絡ください。
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以下ネットの反応。
トレンドに「坊さん便」が上がってて笑った。amazonでお坊さんが呼べるらしい。キリスト教では神父・牧師が死ぬ前に駆け付けて悔い改めさせると言うが、特に日本のお坊さんは「死んでから」というのが特徴。でも私は「葬式仏教」などと批判するつもりはない。葬儀は遺族の為のものと言って良い。
— テンマル (@stamprint) 2015, 12月 18
Amazonのお坊さん配達+ドローン+千葉市で特区=💡 pic.twitter.com/3e6ekJje4l
— ぱんかれ(pumpCurry) (@pcb) 2015, 12月 18
amazonのお坊さん便。
求道心ない僧、僧形の横行につながる要因になり、トラブルもおこるだろな。 https://t.co/SvrClF1cdi
— 興福寺 波乗坊 (@hajyoubou) 2015, 12月 18
アマゾンお坊さん便 僧侶から登録希望殺到も仏教界は批判的(NEWS ポストセブン) - Yahoo!ニュース https://t.co/WfPOD9e26y 「利用者は手配される僧侶の質のチェックも十分にできないだろう」←私はこの点こそが重要問題だと思う。
— 高山龍智 (@nagabodhi) 2015, 12月 18
お坊さんまで!何でも売っちゃうアマゾンに驚愕w https://t.co/7kKqNIkZnQ
— 企業・ビジネスニュース (@tikobididyl) 2015, 12月 14
Amazonのお坊さん便イメージ図 pic.twitter.com/gaPNGoOuk4
— まかだみあん (@mgmgpo) 2015, 12月 11
これはどえらいサービスが始まりましたね。賛否あるのは当然ですが、「通常3~5週間以内に発送」「返品はできません」「通常配送でのお届け」とかいう記述を見ると、非常にシュール&カオスな感じがして面白さが勝ってしまいます。個人的には嫌いではありません。