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http://kyoko-np.net/2016021201.html
民間放送各社は、ニュース番組の報道内容が政府見解と異なる場合、テロップを赤と青の2色で重ね合わせて同時に放送する「2色テロップ」を採用する方向で協議していることが、12日までに分かった。視聴者はそれぞれの色に対応したメガネをかけることで、自分の好みに合った報道を受け取ることができる。政府・与党は、政治的公平性を欠いた番組作りに神経をとがらせており、8日には高市早苗総務相が、放送法4条違反を理由に電波停止を命じる「停波」の可能性にも言及した。
現在、民放各社で話し合われている2色テロップは、このような「偏向報道」批判を受けたもので、報道内容が政府見解と大きく異なる場合、政府見解を赤、別見解を青で重ねて表示する。そのままでは二重に表示されるため見にくいが、あらかじめ配布する赤・青の2種類のフィルター付きメガネをかけることで、どちらか一方だけが読み取れる仕組みだ。
例えば、アベノミクスについて「着実に前進」が赤、「大失速」が青で表示されていた場合、青メガネをかければ「アベノミクス着実に前進」だけが、赤メガネをかければ「アベノミクス大失速」だけが画面に映る。また、ニュース音声も、同じキャスターが内容の異なる2種類の原稿とコメントを読み上げるアフレコ方式で対応。主音声と副音声から、それぞれの番組内容を聞くことができる。
協議に参加する民放幹部は「両論併記を物理的に実現する画期的アイデア」と自賛する一方、別の幹部は「停波を免れるには仕方がない」と苦しさをにじませる。
メディアと報道に詳しい京都大学メディア情報学部の坂本義太夫教授(3D論)は「「色眼鏡でものを見る」が慣用句でなくなる日が来るとは思わなかった」と話す。
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以下ネットの反応。
テレビ報道の中立性、2色化で対応 「停波」発言受けhttps://t.co/XIiB9xm6K7
>「色眼鏡でものを見る」が慣用句でなくなる日が来るとは思わなかった
クッソワロタwww
— нёло (@nyoro_712) 2016, 2月 11
最後の坂本教授のコメントがいい。https://t.co/ADGyIPlEAC
— 沼野雄司 (@numanoyuji) 2016, 2月 11
虚構新聞はこういうのほんと上手いw なにげにこの問題の本質が綺麗に浮き上がってるところが凄い。中立や偏向の定義は難しく、結局主観でしかないことがよくわかる。https://t.co/XW3xSN8Ivx テレビ報道の中立性、2色化で対応 「停波」発言受け - 虚構新聞
— 木滑由史 (@ww_mor) 2016, 2月 12
虚構新聞ってセンスあるなぁ。
放送局を目指す皆さんも、センス磨いて下さいネ。
(あ、ジョークじゃなくて、報道機関としてのセンスね)
テレビ報道の中立性、2色化で対応 「停波」発言受け https://t.co/iQvSDvJViK— RKB アナウンススクール (@rkb_anno_school) 2016, 2月 12
TV報道の中立性、2色化で対応 「停波」発言受け https://t.co/dDwyVn7ziY 政権に甘い赤テロップと政権に辛い青テロップ両方放送、赤青レンズで視聴者が好きな方を見る…虚構新聞@kyoko_np。ここは赤青レンズでなく「偏光」レンズ方式にしてほしかった(笑)
— Yasuomi SAWA 澤康臣 (@yasuomisawa) 2016, 2月 12
さすが、虚構新聞。しかし、最近、政治家の発言自体が虚構新聞とかわらなくなってきているからなあ。日本だけじゃないけどね。テレビ報道の中立性、2色化で対応 「停波」発言受け https://t.co/1WNoKsscwz
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) 2016, 2月 11
とうとうここまで議論する時代になりましたか。まあ新聞も安易な両論併記をしている時代ですから(まったくジャーナリストの仕事をせず)、テレビも両論を表示するのがいいかも知れませんね。