厚生労働省は24日、「団塊の世代」がすべて75歳以上になる2025年度に介護職員が約38万人不足する恐れがあるとの推計を公表しました。
介護職員38万人不足 2025年度推計http://apital.asahi.com/article/story/2015062500003.html
厚生労働省は24日、「団塊の世代」がすべて75歳以上になる2025年度に介護職員が約38万人不足する恐れがあるとの推計を公表した。介護職員は年々増えているが、いまのままでは介護サービスの需要増加に追いつかないという。
介護保険制度が始まった00年度に約55万人だった介護職員(非常勤含む)は増え続け、13年度は約171万人になった。
20年度の必要数は全国で約225万7千人で、供給数は約20万人足りない。25年度の必要数は約253万人で、不足数は約37万7千人。
介護職員 10年後に約38万人不足のおそれhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20150625/k10010126591000.html
介護現場で深刻な人手不足が続く中、10年後には全国でおよそ38万人の介護職員が不足するおそれがあることが、厚生労働省の推計で分かりました。
都道府県ごとに見てみますと、介護職員が最も不足するのが東京で3万5000人余り、次いで大阪が3万3000人余り、埼玉で2万7000人余りなどと、今後高齢者が増加する都市部を中心に、人手不足が一層深刻になる状況がうかがえます。
介護職員 10年後に約38万人不足のおそれ
以下ネットの反応。
ロボットや移民受け入れなどでやるしかないでしょ。将来希少となる人材を介護に回す余裕はない。東京新聞:25年度、介護職員38万人不足の見込み 人材確保急務:社会(TOKYO Web) http://t.co/v1mfqhjrDp
— ブラックショコラ (@free_justice_bl) 2015, 6月 25
東京新聞:25年度、介護職員38万人不足の見込み 人材確保急務:社会 http://t.co/gjSKLwK0U2 この積年の無策ぶりは一体何なのか?この国の避けて通れない将来像を未だ受け止め切れていないのか?あと10年で不足分の人員は責任持って確保すべき。
— たかし (@arantakashi) 2015, 6月 24
東京新聞:25年度、介護職員38万人不足の見込み 人材確保急務: http://t.co/2JwOT5yEDr
介護分野の人手は2000年度の介護保険スタート時に55万人だった介護職員は現在は約3倍増。だが「低賃金で体力的にもきつい仕事」のイメージが定着し、慢性的な人手不足が続く
— クリニカルスタディ【公式】 (@cs_kango) 2015, 6月 24
東京新聞:25年度、介護職員38万人不足の見込み 人材確保急務:社会(TOKYO Web) http://t.co/YlUXm3fuik
年寄りばかりに耳障りのいい政治を行ってきたツケだ。そんな政治を支持してきたという意味では介護される側にも責任がある。
— TEJI.S (@tejilow) 2015, 6月 24
25年度、介護職員38万人不足の見込み 人材確保急務(東京新聞)→ http://t.co/wtMVd48n7X 介護職員さんの労務環境の整備が課題です。事業主の努力だけでは困難なケースもあり、利用者さんのことを考えると、行政が支援する場面も必要と考えます。
— うめだ信利【葛飾区議会議員】 (@UmedaNobutoshi) 2015, 6月 23
ロボットや外国人の方に介護を助けてもらったとしても、おそらく介護職員の不足は払しょくされないでしょう。高知新聞では「介護職員の待遇改善を着実に進めよ」と力強く提言していましたが、おそらく抜本的な改革はなされないでしょう。
そんな状況下では、自分の親は自分で介護していくということをしっかりと視野に入れておかなければなりません。会社に勤めながら介護が可能ならいいですが、それが無理そうなら会社を辞めて、介護しながらでもなんとか食べて行けるように準備しておく必要があります。
ネットを見る限り、かなりみんなの関心は薄いですが(ツイート数など参考)、2025年まであと10年しかありません。自分事だとしっかりと受け止めて対応していきましょう。