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http://jp.reuters.com/article/column-sanders-idJPKCN0WY45E
サンダース氏が民主党候補指名を獲得するチャンスはまだある。西部6州のうち5州で圧勝したばかりだ。それに、サンダース氏はただの候補者ではない。信念そのものなのだ。単に大統領になるというだけでなく、国を変えるような政治革命を起こせるムーブメントを巻き起こしたいと考えている。
サンダース氏支持者の大半は熱心であり、特に同氏は若者の関心を喚起し続けている。彼らはサンダース氏の選挙活動を盛り上げたいと躍起になっている。2月の献金額は、サンダース氏が4300万ドル(約48億2000万円)で、クリントン氏の3000万ドルを上回った。サンダース氏を支持する約200万人の小口献金者が、クリントン氏の裕福な献金者よりも多くの献金を集めたということだ。
同氏の声がこのように多くの大衆に届く機会は二度とないだろう。支持者を得て、市民活動を活性化し、メッセージと政策を広めているというのに。
その努力はすでに実っている。大統領候補が大口献金者に頼る必要のないことを、サンダース氏は証明してみせた。今後の大統領選では非主流派の席も用意されるだろう。
サンダース氏は議論をかき立て、クリントン氏に自身の立場を調整したり、サンダース氏のレトリックの一部を使い回したりすることを余儀なくさせている。貿易、ウォール街、法人税逃れとCEOの報酬、刑事司法、最低賃金と労働組合、政治とカネなどについて、サンダース氏は選挙活動(「Black Lives Matter」や「Fight for $15」のような運動も)で新たな見方を示している。
たとえクリントン氏のリードをしのげなかったとしても、サンダース氏は事実上、クリントン氏と同じくらい多くの代議員数を獲得して、民主党全国大会に行くことができる。そこで、大銀行の解体や均衡のとれた貿易、崩壊しそうなインフラ再建、医療制度、学費無料の公立大学などをめぐり、議論を戦わせることができるだろう。
全国大会が終わっても、サンダース氏と支持者たちは、大胆な改革のために闘い、腐敗を暴き、改革を求める運動や候補者を支持することができる。サンダース氏は、今回の大統領選だけで終わらない新しいエネルギーを解き放ったのだ。
党の総意支持者はその失敗にがくぜんとし、民主主義社会の官僚は神経をとがらせ、ウォール街の献金者は落ち着かないだろう。だがそれに慣れるしかない。サンダース氏が大統領選から撤退する理由など少しもないのだから。昔のゴスペルソングにあるように、前途は険しい。だが、もう引き返せないところまで来ている。それにサンダース氏は、全く疲れてなどいない。
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以下ネットの反応。
「サンダース氏は、今回の大統領選だけで終わらない新しいエネルギーを解き放ったのだ」まさに、ここに核心がある
コラム:米民主党指名争い、サンダース氏にまだ勝機あり https://t.co/j5YWzQv7JL @Reuters_co_jpより
— 山猫 // REDs ☭ (@yamaneko_strike) 2016年4月3日
コラム:米民主党指名争い、サンダース氏にまだ勝機あり https://t.co/sAQj7pGMBq
←敗けてもサンダースやトランプの善戦が問いかけた意味は大きい。大きなパラダイムシフトが近づいている予感。— 株・個人投資家の喫茶店 (@kabudream) 2016年4月3日
米民主党指名争い、サンダース氏にまだ勝機あり https://t.co/zp9jdY0TZ7 @Reuters_co_jp 米大統領選で民主党候補指名を争うバーニー・サンダース上院議員に撤退を求める声が、権力層から雨あられのごとく降り注いでいる。
— Mnemosyne 日本の癌はマスコミ (@sea_of_memory) 2016年4月3日
コラム:米民主党指名争い、サンダース氏にまだ勝機あり(ロイター) https://t.co/NWutaOKtUq @Reuters_co_jpさんから 彼には善戦してもらいたい。出来れば大統領になって、アメリカのジャパンハンドラーや日本国内の傀儡政治家の恥部を暴いてもらいたい。
— 代天使見返る (@1pars) 2016年4月3日
こんなアメリカンもいる。こんな候補を支持するたくさんの若者がいる!これもアメリカ。
コラム:米民主党指名争い、サンダース氏にまだ勝機あり https://t.co/lQ7Va5OXFL @Reuters_co_jpさんから— 太歳太郎 (@taisaitarou) 2016年4月3日
与野党とも、主流派が国民の声を代弁していないという証拠だろうな。主流派というのは政治家だけじゃなく、大手メディアも。/コラム:米民主党指名争い、サンダース氏にまだ勝機あり https://t.co/7o9iFjEetM @Reuters_co_jpさんから
— toren (@talen594) 2016年4月3日
「サンダース氏は、今回の大統領選だけで終わらない新しいエネルギーを解き放ったのだ」
「格差是正」を全面的に訴えるサンダースが米大統領選の候補になり巻き起こした旋風、そして、その旋風をハッキリと世界中の人の目に見える形にまでしたサンダース陣営・支持者の方々の功績は大きいと思います。トランプもそうですが、今までだったらあり得ない候補ですからね。