スポンサーリンク
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/180264/1
フランスで「新自由主義からの脱却」を掲げた新しい社会運動が起きている。1%の富裕層に対する批判で広がった米国の「オキュパイ運動」やスペインの新しい左翼政党「ポデモス」の躍進に通じる動きで、SNSを使って若い世代が自発的に集まっているのが特徴。現行の銀行システムや富裕層と敵対し、オランド大統領の社会党政権にも批判的だという。運動は「Nuit Debout(ニュイ・ドゥブー)」と名付けられ、ツイッターなどの呼びかけでどんどん広がっている。「ニュイ・ドゥブー」は日本語に訳すと「(膝を)屈しない夜」という意味の造語。先月31日、パリの共和国広場に集まった人たちが、夜になっても立ち去らなかったことから、その名が付いた。労働基準を緩和しようとする政府法案への反発がきっかけだったという。
その後、「ニュイ・ドゥブー運動」はパリからフランスの地方都市にも広がり、今月23日には海を越えて、カナダのモントリオールでも集会が開かれた。いずれも「反グローバル主義」「反新自由主義」を掲げ、「これに代わる経済システムを勝ち取ろう」と訴えている。
「運動の中心は『プチ・ブルジョワ』と呼ばれる高学歴ホワイトカラーの若者です。高学歴なのに仕事がないという怒りが政治への圧力となっています。彼らは知識と議論する言葉を持っている。彼らのような若年中間インテリ層の多くは、これまで富裕層の側を向いていた。しかし、『ニュイ・ドゥブー』を通して、5月1日のメーデーには労働組合とも一緒に行動しようと計画している。労働者層との共同行動が成功すれば、運動はもっと大きなうねりになる可能性があります」
「ニュイ・ドゥブー運動」の参加者たちはこれまでオランド大統領の所属する社会党支持者が多かった。が、グローバリズムに追随するオランド政権に対し、ついに今月20日、「金輪際、社会党には投票しない」と誓ったという。この動き、「日本も他人事ではない」と前出の堀氏はこう続ける。
「新自由主義は安倍政権の問題ではありますが、私にはむしろ、仏の社会党は日本の民進党に重なって見えます。現行の経済システムからこぼれ落ちる若者や労働者になぜもっと寄り添えないのか。安倍自民党とは異なる政策や哲学をなぜハッキリ打ち出せないのか。いまだに『消費増税は反対』と言えないのですからガッカリです。うかうかしていると民進党も国民から完全に見放されますよ」
They never have played together before pic.twitter.com/DCTu0dDSZ4 ...they said they'll come back, Republique tonight #NuitDebout #GlobalDebout
— Global NuitDebout (@GlobalDebout) 2016年4月20日
Standing ovation pour l'#OrchestreDebout. #NuitDebout pic.twitter.com/VAqXmaNODE
— Léo (@Leo_Lefrancois) 2016年4月20日
スポンサーリンク
以下ネットの反応。
民進党も他人事じゃない 仏で広がる反新自由主義のうねり https://t.co/lYA03errXg #日刊ゲンダイDIGITAL
反グローバリズム運動が日本で拡がったとしても、民進党では受け皿にはならないな。残念だけどそれが現実。— 泉川理之 (@T_IZUMIKAWA) 2016年4月26日
むしろ、いつもなぜ民進党の背中しか見えないのか?こちらは友人になりたいのに…それが知りたいのですよ
民進党も他人事じゃない 仏で広がる反新自由主義のうねり https://t.co/nBu4VyDwW0
— ギトン (@giton0) 2016年4月26日
民進党も他人事じゃない 仏で広がる反新自由主義のうねり https://t.co/baO7IpuYuD #日刊ゲンダイDIGITAL
正しくその通り、社会の弱者に寄り添えない政党なんて見捨てるほかないのが大多数の国民の思い、民進党は国民に寄り添ったか、何か行動をしたか— いたにのりお (@je3gnu) 2016年4月26日
日本でも広がれ!
民進党も他人事じゃない 仏で広がる反新自由主義のうねり https://t.co/JkPVPmNSlY #日刊ゲンダイDIGITAL
こういう運動が広がれば、橋下みたいなのに騙されてた人が、やっと目をさませるかも。— にんじん (@ninjinninjinnin) 2016年4月26日
日本でこういう動きが出てくるまでにはもっともっと痛い目に合わないと無理なのか?
民進党も他人事じゃない 仏で広がる反新自由主義のうねり | 日刊ゲンダイDIGITAL https://t.co/q5qHn2nxU4 pic.twitter.com/mZ9XmDxUI6
— くろ (脱原発・脱被曝・反戦) (@tkurokawa31) 2016年4月26日
民進党も他人事じゃない 仏で広がる反新自由主義のうねり https://t.co/y7ujE9YIzy #日刊ゲンダイ
全くその通りです。
民進党は新自由主義からの脱却を目指す政策を明確に打ち出すべき。— ROCKiN REVOLUTION (@ROCKiN_REVO) 2016年4月27日
これはもう世界的な流れになってきていますね。→民進党も他人事じゃない 仏で広がる反新自由主義のうねり https://t.co/f1tsgtM4Nl #日刊ゲンダイDIGITAL
— 布施祐仁 (@yujinfuse) 2016年4月27日
フランスでも1%に対する抗議が始まりましたね。日本人も眠らされたままでいてはならない。
民進党も他人事じゃない 仏で広がる反新自由主義のうねり | 日刊ゲンダイDIGITAL https://t.co/YBoKhh1Bau— 川内原発を停めて! (@longfengcs) 2016年4月27日
民進党も他人事じゃない 仏で広がる反新自由主義のうねり https://t.co/92pAQcAWT2
日刊ゲンダイの記事だ。オランドの社会党政権にも批判的というのが特徴。「野党共闘」要求運動に酔う日本の社会運動だけが世界的水準から大きく遅れをとっているということ。— 相原たくや (@aiharatakuya) 2016年4月27日
新自由主義って大企業やお金持ちだけが儲かる経済だよね。一人一人を大事にする経済にしてもらわなくちゃ!私たち日本の市民も声をあげよう!!
民進党も他人事じゃない 仏で広がる反新自由主義のうねり https://t.co/DR8Fv30Td1 #日刊ゲンダイDIGITAL— かぶちゃん (@HelloCabchan) 2016年4月27日
ヒラリー、サンダースは引き続きヒラリーが巨額の資金を金融界から得ていること、個人としても多額の講演料を得てきていることを攻撃。米国大衆、政治経済の既存勢力に強い不信、サンダースがこの調子で攻撃していると、ボディ・ブローのように効いてくる。一刻も早くサンダースを降ろしたい。
— 孫崎 享 (@magosaki_ukeru) 2016年4月27日
「反新自由主義」「反グローバリズム」「反1%(銀行システム・経済体制)」「反グローバル企業」いかに世界的にこの動きが加速しているか、日本国民を目覚めさせるにはこの事実を周知徹底させることが一番大事・一番早いと考えます。そして、安倍政権は絶対にこの流れを隠そうとします。メディアが米大統領候補サンダースの躍進を伝えないのがいい例です。
日本では未だにナショナリズムに酔いしれて、右だ左だ的外れなこと言ってる奴らもいますが、そんな話は周回遅れもいいとこです。世界の人々は自分たちを苦しめているのは「庶民VS既存の経済システムである」という構図にとっくに気付き、戦い始めています。
民進党も当然この流れに反応しており、連合と距離を置き、右派を抑え込んで受け皿になろうと画策しているとは思います。ただ、動きが遅すぎて弱すぎるので、新しい勢力が受け皿になってしまえば民進党は一瞬で吹き飛ぶでしょうね。