6月30日に安倍首相や各大臣に夏のボーナスが支給されました。「漏れた年金」問題で「責任を感じる」と語った塩崎恭久厚労相は、シレッと294万円を受給。「政府として責任を感じる」と言った安倍首相も約353万円を、菅官房長官も294万円を受け取っていました。
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年金機構は“返上”も…塩崎厚労相「ボーナス満額」受給の厚顔http://nikkan-gendai.com/articles/view/news/161371/1
そもそも「漏れた年金」問題では、年間100億円もの費用が発生するといわれている。その財源は年金保険料か、税金で賄うことが濃厚だ。まずはトップが身銭を切って国民に謝罪をするのがスジだが、そのつもりはないようだ。
1日の厚生労働委員会で、民主党の山井和則衆院議員に「ボーナスは返納しないのか」と追及されると、塩崎大臣は「(不正アクセス事案)検証委員会の報告を受けて、決めたい」と話すのみ。安倍首相や菅長官についても、内閣官房は「委員会の検証結果を踏まえて検討する」と答えたから、ホトホトあきれる。
「消えた年金」問題の時には、当時の柳沢伯夫厚労相が「大変な心配と不安を与えた」として、ボーナスを全額自主返納している。
部下は責任を取っているのに、上司であり責任者である塩崎厚労相、そのまた上司でありそのまた責任者である安倍総理おの2人は、一切責任を取る気はないというのはどういうことでしょうか?
そして、「漏れた年金」問題の後始末に発生する費用(年間100億円?)は国民負担と言うのですから開いた口がふさがりません。
毎日毎日「安倍政権はおかしい」というニュースを見るのですが、いつになったら退陣してくれるのでしょうか?