http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201610/CK2016100102000265.html?ref=rank
臨時国会で再開される見通しの憲法審査会での議論を前に、注目を集めている異色の本がある。自民党の改憲草案について、起草者の気持ちになりきって解説した「あたらしい憲法草案のはなし」。終戦直後に文部省(現文部科学省)が発行した「あたらしい憲法のはなし」のパロディー版だ。草案の根底にある考え方を、痛烈な皮肉を交えて分かりやすく解きほぐしている。文体もイラストも「憲法のはなし」を踏襲。公布から七十年となる日本国憲法は「しゅうりが必要です」とし現行憲法の三原則「国民主権」「戦争放棄」「基本的人権の尊重」を、「国民主権の縮小」「戦争放棄の放棄」「基本的人権の制限」という新たな三原則に改めると解説している。
憲法九条は戦勝国による「こらしめ」だったとして「はずかしい条文です」と断言。草案の通り、国防軍がつくられると、武力や脅しによる紛争解決が可能となり、今まで以上に日本の平和は守られる上、「アメリカがはじめた戦争にも、正々堂々と武器をもって参加でき」るとしている。
基本的人権についても、日本の風土には合わないと説明した上で、「いきすぎた『個人主義』を見直します」と宣言している。
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以下ネットの反応。
『あたらしい憲法草案のはなし』という自民党改憲草案を分かりやすく解説した本が注目されていると。自民案三原則は「国民主権の縮小」「戦争放棄の放棄」「基本的人権の制限」と解説。これは傑作。これ、自民党にとっては絶対に広めて欲しくない本だろうな。ということで、大拡散希望。私もポチッた。 pic.twitter.com/UVV1ZUx2Xj
— きむらとも (@kimuratomo) 2016年10月1日
@kimuratomo
もっと他の人にRTしてください。まさにこの通りですので。— キャプテン田中 (@klto810) 2016年10月1日
@kimuratomo @penewax 買いました。読んでいる途中です。
— 東芝弘明(日本共産党かつらぎ町議) (@sibaapple) 2016年10月2日
@kimuratomo ご紹介ありがとうございます。早速購入しました。憲法草案の三原則を、1.国民主権の縮小、2.戦争放棄の放棄、3.基本的人権の制限、と表現しているのを読み、声を出して笑いそうになりました。
— なおすずかけ (@naosuzukake) 2016年10月2日
@kimuratomo あたらしい憲法草案の元ネタ動画
自民党 元法務大臣
『自民改憲案には不満があります。基本的人権、国民主権、平和主義を無くしてこそ自主憲法なんです』
動画https://t.co/qr7szXyYOD— 小畑幸三郎 (@batayanF3) 2016年10月2日
@kimuratomo @fuyusawa
こりゃいいね。
パロディーは健全で、インパクトある反抗手段。— ssrqmil (@ssrqmil) 2016年10月1日
@kimuratomo @mas__yamazaki 私も購入して読みました。皮肉たっぷりの素晴らしい解説本です。!
— マロンのパパ (@chappyok22) 2016年10月2日
大ヒット中だそう。これどこで買えるの?
自民改憲草案を皮肉込め解説 パロディー本に注目 東京新聞 https://t.co/JpoKYeaX5I
— BASIL (@basilsauce) 2016年10月1日
あたらしい憲法のはなし
税別七百四十一円https://t.co/iQHQuCSe82 pic.twitter.com/gC48Sjn6Dz— 国家百年の計 (@nihonnboyaki) 2016年10月1日
アマゾンで買ってみましたが「2週間~4週間後の配達」らしいです。それでも昨日は「1ヶ月~2か月後の配達」表示だったのでもう少し早く到着するでしょうか。
基本的人権についても、日本の風土には合わないと説明した上で、「いきすぎた『個人主義』を見直します」と宣言している。
これはいいですね。改憲草案は「家族主義(戦前の家族ですから父親絶対)」がメインですからね。LGBTなんてもってのほかですよ。
ま、日本人は「飼われてると安心する」という人が多いので、改憲草案がしっくりきちゃう人も多いかも知れませんけどね。