http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20161022
第2集は、成長のルールをめぐる国家と市場経済の攻防を追う。これまで市場経済を統御してきた国家が力を失い、資本主義をコントロールできなくなっている。ある南米国家は欧米の巨大企業の進出で成長を狙ったが逆に税収や失業率が悪化し国家破綻の危機にさらされている。経済が低迷する南太平洋の島国では、経済規制をゼロにすることで投資を呼び込む、「国内国家」の検討を始めている。背景にあるのは“国家のルールは少ない方が競争を促し成長できる”と考える「新自由主義」の広がりがある。今や北欧の福祉国家さえも社会保障の財源のため新自由主義の導入を検討し始めた。
そして法律や規制はいっさい要らないと国家不要論を主張するグループまで現れ、世界の国々と自治区設立を目指し、交渉を始めている。経済が行き詰まるなか、国のルールや規制を大きく変えてまで成長を求める資本主義は私たちに何をもたらすのかを考える。
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以下ネットの反応。
番組は期待以上でした。国家を凌駕するまで力を持つようになった大企業や投資家、資本主義の行き詰まりが描かれていました。その文脈の中でTPPにも含まれるISDS(投資家対国家紛争解決)が紹介され途上国の人々の声も紹介。もちろん「もっとこれを扱って!」との感想はたくさんありますが。
— 内田聖子/Shoko Uchida (@uchidashoko) 2016年10月23日
録画したNHKの「マネーワールド 資本主義の未来(2)」を観ている。いろいろと問題を感じるシリーズだけど、「企業はビジネスで儲かったお金を社員に賃金として支払います」という説明はまったくの間違い。
— 熊沢 透 (@kumat1968) 2016年10月23日
見応えあり。かつては、企業と国家が共に手を携える形で、資本主義を発展させてきた。しかし、今やグローバル巨大企業が国家の上に君臨するようになった。彼らは、税を軽減させ、回避し、国家の政策を左右する。国家=儲けの手段でしかない。 https://t.co/OQnMUqeTPE
— 九条ネギ男 (@0322Tarachi) 2016年10月22日
NHKスペシャル マネー・ワールド 資本主義の未来(2)国家VS.超巨大企業 グローバル企業が国家を訴える裁判が多発。 https://t.co/IGTVvDKhHo
ISD条項は、TPPの国会審議でも取り上げて議論するべきだ。隠されていることが多くありそうで怖い。— 木村恒行 (@kousankousin) 2016年10月22日
モロにTPPによって訪れる未来
↓
本日21:00〜
NHKスペシャル
マネー・ワールド資本主義の未来(2)
国家VS超巨大企業
グローバル企業が国家を訴える裁判が多発
中には財政に深刻な影響が出た国が現れてる
国家が企業をコントロールしてきた資本主義
この先に何が有るのか考える— ケロ爺 (@kero_jiji) 2016年10月22日
マネー・ワールド 資本主義の未来 第2集 国家VS.超巨大企業 https://t.co/QrRrpSvcF3 @YouTubeさんから
— Sumiteru Mori (@DAPANZIPAPA) 2016年10月24日
まったく追求は物足りないですが、国家とグローバル大企業の関係性の基本はわかります。まだ、いまだに国家の方が企業より力が上で、国家は自分の力のみで動いてると思っている人が多いようなので(1年前に陰謀論呼ばわりされた経験あり)、そういう人はぜひ見てみてください。
「世界政府」や「超ミクロな政府(かなり賛同者がいるらしい)」などの話も出ています。TPP後にISD条項使って日本政府が訴えられたら、どんな風になっていくのかということもわかると思います。
国柄を大切にしたい人はホントは100%、TPPに反対すべきなんですけどね~。あと、爆笑問題の太田はホントに役立たずだなと思いました、何か言おうとするんですが何にも言えませんでした。室井さんの方が100倍適任です。