歌手の長渕剛(58)が19日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に初登場しました。長渕が情報番組のコメンテーターを務めるのは異例のことで、安保法案のニュースなどについて熱く持論を展開しました。
「オレたち、銃持って(戦争に)行くんですか?行かないのに、大義でもって論争してるってことが、僕には少し心が苦しくなりますね。僕らが議論すべきはね、どの時代でも、戦争になった場合、未来と称されている自国の子どもたちが銃を持って(戦争に)行くんです。僕ら(戦争に)行かない人間が語るべきことは、やっぱり、絶対にこういうことをしないようにするには、どうしたらいいかっていうことだと思うんですよ。そこに怒りの刃をやるべきで、松本君はお笑いでやってもらいたいよ。僕は銃をギターに変えてやるから」
長渕剛 安保法案について熱く持論展開http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2015/07/19/0008223781.shtml?pg=2
2011年の東日本大震災時には自衛隊員を激励するなどした長渕は「4年前を思い出してもらいたい。どれだけのことを自衛隊員がしてくれたか。彼らを死なすのかってことですよ!」と熱弁。「感覚として戦争が近づいている気がするんです。どうやって阻止するべきか。子供が死ぬんだ、自衛隊員が死ぬんだと思うと、違うんじゃない?って言いたい」と命の大切さ、重さを説いていた。
戦後復興の中、「テレビでプロレスを見た。力道山の空手チョップを見て、自尊を満たした。僕ら文化人が何をすべきかというのが大事」と自らの経験を踏まえ持論を展開。「負の遺産を残しておきながら、次のことをやっていく俺らの大将に『ちょっと違うんじゃない』と言いたい。ちょっと来て(自分の)歌を聴いてもらいたい。松本の映画を見てもらいたい」などとコメンテーターのダウンタウン、松本人志(51)らにも参加を呼びかけた。
ワイドナショー 2015年7月19日 衝撃!長渕剛が初登場でニュース斬る!】
23分ごろから長渕剛の発言があります。
以下ネットの反応。
松本人志はいつも通りバカだけど、長渕剛は見直しました。→長渕剛 安保法案について熱く持論展開/芸能/デイリースポーツ online http://t.co/n6ingM0C1S
— 佐々木臨 (@12sasaki5) 2015, 7月 19
長渕剛 安保法案について熱く持論展開 http://t.co/bpiVuNPD7E
『「今のままでいいわけはない」と法案に賛成の姿勢を示した松本人志に対し、長渕は「論点が違うと思う」とピシャリ。』うお!!
コメントくれないかな〜。
http://t.co/bMWVBRIKSK
— TOKYO DEMOCRACY CREW (@TOKYO_DEMOCRACY) 2015, 7月 19
長渕剛 安保法案について熱く持論展開/芸能/デイリースポーツ online http://t.co/Bl4anFBHvO
長渕、保守として王道行ってると思う。これをテレビで言ってのけたのは立派。
— ゼジ (@zezi_st) 2015, 7月 19
学者も有名人も芸能人も、右も左も今回は同じ意見。安保法制がどれだけおかしいかがわかる→長渕剛 異例のコメンテーターで熱弁!“炎上”には弱気「布団かぶる」 ― スポニチ Sponichi Annex 芸能 http://t.co/va14QEYDNV
— ChieMatsumoto (@ChieMatsumoto) 2015, 7月 19
番組を見てもらえればわかりますが、長渕剛の発言は非常にリアリティ・実存があります。他のコメンテーターの言葉の軽いこと軽いこと。松本人志も情けなくなった、昔は反権力・庶民の味方というイメージがあったけど、御用メディアのフジテレビなんかでガス抜き番組やってるんですね。
一流アーティストの「感覚として戦争が近づいている気がする」という言葉は、へっぽこコメンテーターたちの百の言葉よりも重みを感じます。しかし、本当に四面楚歌のあの状況でよく言ってくれました。