岩田明子記者の会長賞受賞にみるNHKジャーナリズムの没落、TBSとテレビ朝日も弱体化、背景に自粛と安倍政権への配慮か?
『週刊金曜日』(4月7日)が「テレビ報道の危機」という特集を組んで、もはや真っ当なジャーナリズム企業とはいえないNHK、TBS、テレビ朝日の実態を特集している。
このうちNHKは、今年の会長賞(NHKの社内賞)の選考結果に現れたNHKの実態を報じている。安倍首相のメッセンジャー的な存在で官邸の動きをタイムリーに報じてきた岩田明子記者が会長賞を受賞する一方で、「天皇陛下、生前退位の意向」をスクープした橋口和人記者が落選した背景に、次のような事情があるという。
このスクープに安倍は「よりによってNHKが自分の意向に反する報道をするとは何事か」と激怒したと伝えている。
安倍政権に配慮したNHKの姿勢は、森友学園についての報道にも見られる。
2月17日、衆院予算委員会で森友学園との関係を問われた安倍が「もし関係していたら総理も国会議員も辞める」と明言したときもニュースにしているが、驚くべきことに、安倍昭恵が講演していたことなどの質問には一切触れていない。(略)その後も、安倍本人や昭恵の名前をできるだけ出さない形での報道が続き、私たち内部の人間も、さすがに恥ずかしい思いだった。
真っ当なジャーナリズムは、書籍、インターネット、それに一部の雑誌である。雑誌も堕落が始まっているので、結局、これからは書籍出版とインターネットだけが信頼できるメディアになりそうだ。
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以下ネットの反応。
NHKの会長賞(社内賞)に安倍首相のメッセンジャーとして有名な岩田明子記者が決まった。NHK内部で起きていることとは。https://t.co/gg3ew8qkxo
— きむらゆい (@yuiyuiyui11) 2017年4月13日
NHK会長賞に安倍メッセンジャー岩田明子!
「天皇陛下、生前退位の意向」をスクープした橋口記者が落選したのは、
安倍首相が「よりによってNHKが自分の意向に反する報道をするとは何事か」と激怒したからだという←あんたの放送局じゃないhttps://t.co/ye3LooGjQ8— #報ステに橋下はいらない23と報ステの会 (@ouenhst) 2017年4月14日
× テレビ報道の危機
○ テレビ報道の終焉危機の段階なら数年前に過ぎ去った
岩田明子記者の会長賞受賞にみるNHKジャーナリズムの没落、TBSとテレビ朝日も弱体化、背景に自粛と安倍政権への配慮か? | MEDIA KOKUSYO https://t.co/bEs1XjVZLE
— ワイド師匠 (@feedback515) 2017年4月14日
【The 忖度】
岩田明子はもう #NHK やめて自民党から立候補すればいいやん。安倍ちゃんがやってる時の方がいいでしょうし。後、あれはジャーナリズムではない。
岩田明子記者の会長賞受賞にみるNHKジャーナリズムの没落https://t.co/AmIMdVhC6F
— takacello (@takacello) 2017年4月14日
わwー「アベ官邸にもっとも食い込んだ女」が「会長にも、もっとも食い込んだ女」だったのか。岩田明子に会長賞・・・NHKの現状、推して知るべし。・・・NHKは危機的、新会長もモミモミと同類ってことだ。 https://t.co/KAWpn6Dby6
— Sattimo (@sattimo) 2017年4月15日
ウソだろう・・・NHKの会長賞(社内賞)に安倍首相のメッセンジャーとして有名な岩田明子記者が決まった。
「総理にもっとも食い込んだ女」だからですか?
会長にももっとも食い込んだか・・・異常なるNHK! pic.twitter.com/YnPNxb2ydu— Sattimo (@sattimo) 2017年4月14日
きっついニュースですわ。