「女性が妊娠しやすくなる『妊娠菌』がついている」と称した白米がインターネットで売買されていることが分かった。「妊娠米」と名付けられて1合当たり最高1500円で出回るが、毎日新聞の取材で、出品者に妊娠経験がなかったり、購入者にサプリメントのカタログが送られたりする事例が確認された。「妊娠菌感染」に医学的根拠はなく、専門家は「不妊に悩む女性を冒とくする詐欺行為だ」と憤っている。
実際に妊娠米を1合500円で数回販売した関東地方の20代女性は、取材に「ずっと独身で妊娠経験はない」と証言。しかし、販売ページには「私も妊娠米のおかげで子供を授かりました」とうそを書いていた。「友人から『簡単な小遣い稼ぎになる。妊娠していなくても平気』と聞いてまねをした。あくまで験担ぎ。買えば前向きに妊活に取り組めるのでは」と話した。
スポンサーリンク
以下ネットの反応。
数回販売した女性は独身で妊娠経験はなかったが、販売ページには「私も妊娠米のおかげで子供を授かりました」と嘘を書いていた。「妊娠米」は不衛生の恐れがあるので食べないように注意を。
/「妊娠菌」付き米:ネットで高額売買 医学的根拠なし https://t.co/TRAVH8Hses— 片瀬久美子 (@kumikokatase) 2017年5月2日
"30代女性は「不妊治療を4年間続けて身も心も耐えられなくなり、最後の賭けで何でも試してみようと考えた。1合のはずが、3分の1しか入っていなかった」と怒りをあらわにする。"←買う人はこの感覚。 / “「妊娠菌」付き米:ネットで高…” https://t.co/4vE5NSVsRo
— 斗比主閲子 (@topisyu) 2017年5月2日
ひどい話だけど、人類学者としてはとても興味深い。なぜ「菌」だったのか。なぜ「米」だったのか。なぜ妊娠が「感染する」と考えられたのか。https://t.co/IKF7Ir3GLk
— 福井栄二郎 (@natganigpa) 2017年5月2日
4年の妊活の末最後の頼みの綱でこの被害にあった人のコメントが「1合と表記されていたのに1/3しか届かなかった」って狂気しか感じない。
ここまで追い詰めることを前提にこの妊娠菌ビジネスが成り立ってると思うと発案者の猟奇っぷりに引く— たしろ なつき (@NatsukiTashiro) 2017年5月2日
<「妊娠菌」付き米>ネットで高額売買 医学的根拠なし(毎日新聞) - Yahoo!ニュース https://t.co/PoV7DH1hyE 「「妊娠菌」付き商品が売買されているのは、フリーマーケットサイト「メルカリ」。」
— tethys (@tethys_seesaa) 2017年5月1日
<「妊娠菌」付き米>ネットで高額売買 医学的根拠なし(毎日新聞) - https://t.co/OtxyfpSpt5
諭吉の紙を使った多重債務者向けアート作品の販売をはじめ、メルカリは、本当に様々な地獄が可視化されますね。
— 柴田英里 (@erishibata) 2017年5月3日
#妊娠米 なんだこれ。
めちゃくちゃ悪質じゃないか...。 pic.twitter.com/AdMnz8jBDd— Shunka@ЯeaL (@Shunka_1475) 2017年5月2日
人の弱みに付け込む最低の行為ですね。特に嘘をついて販売した人は、完全に詐欺です。
しかし、難しいのはサプリなんかも大半はこれと同じことやってるんですよね・・薬もかなり微妙だし・・
どこからどこまでが詐欺なのか、線引きが難しいところです。