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【号外!】東電旧経営陣3人を強制起訴決定!勝俣恒久元東電会長・武藤栄・武黒一郎両元副社長

投稿日:2015/07/31/ 03:14 更新日:

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東京電力福島第1原発事故をめぐり、業務上過失致死傷容疑で告訴・告発され、東京地検が2度不起訴処分にした勝俣恒久元東電会長(75)ら旧経営陣3人について、東京第5検察審査会が31日までに、「大津波が来る危険性を予見しながら対策を怠っていた」として起訴すべきだと議決しました。今後、東京地裁が指定する検察官役の弁護士が強制起訴します。

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http://mainichi.jp/select/news/20150731k0000e040280000c.html
勝俣元会長のほか武藤栄(65)、武黒一郎(69)の両元副社長が、ともに起訴議決を受けた。

 焦点は、(1)政府の地震研究機関の予測に基づき、東電が2008年に津波水位が最大15.7メートルになるとの試算を出したことから、巨大津波の来襲を事前に予測できていたか(2)対策を取っていれば事故は回避できたか−−の2点だった。

強制起訴とは

検察官が不起訴処分とした事件について、検察審査会による第二段階の審査で起訴議決がなされた場合に、裁判所が指定した弁護士が検察官に代わって被疑者を起訴すること。

検察審査会とは

検察官が独占する起訴の権限(公訴権)の行使に民意を反映させ、また不当な不起訴処分を抑制するために地方裁判所またはその支部の所在地に設置される、無作為に選出された国民(公職選挙法上における有権者)11人によって構成される機関。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150731/k10010173631000.html

住民グループら会見「やっとここまで来た」

この中で住民グループの団長の武藤類子さんは、「国民の代表である審査員の皆さんは検察官の処分は間違いだったと断じ、きちんと罪を問うべきだと判断しました。今後刑事裁判の中で事故の責任が明らかにされ、正当な裁きがされることを信じています。いまだに11万人の被災者が自宅に戻れないほどの甚大な被害を引き起こした原発事故で、刑事責任を問うことは、同じ悲劇が起きないようすることや当たり前に暮らせる社会の実現につながります。本当にやっとここまで来たという思いで胸がいっぱいです」と声明文を読み上げました。

また、代理人を務める河合弘之弁護士は「原発事故がなぜ起きてどのようなものだったのか、このまま不起訴に終わっていたら事故の真の原因は永久に闇に葬られてしまっていたと思う。原因の90%は事故の前にあり、そこを追究しないと事故原因の究明はできない。そのドアを市民の正義で開いたという意味は大きく、歴史的にも重要だ。刑事法廷において真の原因がもっと明らかにされていくだろう」と述べました。

http://www.asahi.com/articles/ASH1Q55NRH1QUTIL02G.html

東電元会長ら、2度目の不起訴 原発事故で東京地検

東京電力福島第一原発の事故をめぐり、東京地検は22日、業務上過失致死傷の疑いで告訴・告発されていた東電の勝俣恒久元会長ら3人について、2度目の不起訴処分(嫌疑不十分)にし、発表した。1度目の不起訴処分の後、被災者らでつくる福島原発告訴団の不服申し立てを受けた東京第五検察審査会が「起訴相当」と判断し、地検が再捜査をしていた。

ほかに不起訴となったのは武藤栄、武黒一郎の両元副社長。3人については今後、検察審査会が再び審査する。改めて「起訴すべきだ」と判断されれば、強制起訴され、裁判が始まる。

原発事故をめぐっては、地検が2013年9月、事故前には東日本大震災と同規模の地震や津波は専門家らの間で「全く想定されていなかった」と判断し、勝俣元会長らを不起訴とした。

 これに対し、同検察審査会は14年7月、①東電が08年、政府機関の予測に基づいて「15・7メートル」の津波を試算していたのに対策をとらなかった②対策をとっていれば事故は防げた――と判断し、勝俣元会長らを「起訴相当」とした。

 こうした見解を踏まえ、地検は新たに専門家に話を聞くなど再捜査をした。①について地検は、15・7メートルの試算は「当時としては試験的な方法で導かれたもので、信頼性は低かった」と判断。同規模の津波に襲われる確率は「100万年から1千万年に1度」であり、「対策する義務があったとはいえない」とした。

 震災で実際に同原発を襲った津波は11・5~15・5メートルで、高さは試算に近いものだったが、幅は東電の試算の約5倍で、その分、水量などは想定を大きく超えていたとも指摘。「津波を想定できていたとはいえない」と結論づけた。

 ②についても検討。08年に試算を出したことを受け、東電が防潮堤を作り始めても震災には間に合わなかった▽防潮堤が完成する前に建物に防水対策をしても、津波とともに押し寄せたがれきで破壊されていた――などと判断し、「事故を防げたと認めるのは難しい」と結論づけた。

 2回目の検察審査会は、1回目とはメンバー全員が入れ替わる。検察の新たな説明は、1回目の審査会の結論と大きく食い違うもので、市民がどう判断するのか、改めて議論される。

■告訴団「結論ありき、不当な判断」

 福島原発告訴団は22日、東京都内で記者会見し、「結論ありきで、不当な判断だ。検察審査会が再び起訴議決を出し、裁判となることを望む」と検察の処分を批判した。

東京電力元会長ら3人 強制起訴へ、福島原発事故

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以下ネットの反応。

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