(ECB)のドラギ総裁は7日(日本時間同日夜)、定例の理事会後に記者会見し、現在の大規模な量的緩和策の変更を10月にも決定する考えを示した。ユーロ圏の景気回復が進み、物価も上昇基調にあるためで、2018年以降、緩和規模を段階的に縮小する。世界的な金融危機を受け日米欧は大規模緩和に踏み切ったが、米国に続き欧州も「正常化」に向かうことで、日本の金融政策との違いが鮮明になる。
ユーロ圏の域内総生産(GDP)は16四半期(4年)にわたりプラス成長を続けている。ECBは15年3月に量的緩和策を導入。国債などの資産購入を17年末まで行うことになっているが、足元の景気回復を踏まえ、緩和縮小の是非を模索していた。
量的金融緩和政策
2013年4月4日、日本銀行は金融政策決定会合で「量的・質的金融緩和」(異次元緩和)の導入を決定し、量的緩和は2%の物価安定目標を達成するまで継続されるとしている2008年のリーマンショック時にアメリカは、一時的なデフレ寸前の状態にまで陥り、その後QE1(量的緩和第1弾)・QE2(量的緩和第2弾)と呼ばれる大規模な金融緩和政策によってデフレ懸念から脱し、その後のインフレ率はまたデフレに陥ってしまうのではないかと危惧されるほど、低位のインフレの状態で安定した
2014年10月29日、FRBは開催した連邦公開市場委員会で、量的緩和第3弾(QE3)の終了を決定した
2015年1月22日、欧州中央銀行(ECB)は定例理事会を開き、「量的緩和政策(QE)」の導入を決めた[112]。 2016年12月8日の発表で、2017年4月からは、月々の購入額を800億ユーロから600億ユーロに減額し、少なくとも2017年末まで継続する方針を示した
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以下ネットの反応。
日本はどうなるんだろう。日銀の黒田総裁は任期満了を迎える。アベノミクスの「成長戦略」が一つもないまま、「異次元の金融緩和」のツケを払う庶民はたまらない。
ECB量的緩和縮小 10月決定も | 2017/9/8(金) https://t.co/xrgsUPx1cj
— umekichi (@umekichkun) 2017年9月7日
ECB量的緩和縮小 10月決定も | 2017/9/8(金) - Yahoo!ニュース https://t.co/LDK2mEYSLa @YahooNewsTopics
日本はいまだに・・・金融正常化できない
足引っ張る消費増税、今やることは消費税5%戻すことくらいかなぁ— (^_^) (@o_obzzzz) 2017年9月8日
🇪🇺ECBドラギ総裁
「量的緩和についての大筋は10月に決定する」量的緩和の規模縮小などに関して
10月にも決定を下すと発言9/7 #WBS
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今後の🇪🇺ECB理事会 10/26 12/14 pic.twitter.com/5n7zP1i6cn— にこそく(市況民) (@nicosokufx) 2017年9月7日
日銀のマネタリーベース pic.twitter.com/8dqtYAbkbe
— PaPico (@ChildandMagic) 2017年5月25日
法定通貨は紙幣発行できてマネタリーベース増えるけどビットコインは増えないのをどうとらえるか pic.twitter.com/584yCthJbC
— テストマン (@kabuman1000) 2017年5月21日
アメリカはどかーん、どかーんと大砲を打って尻拭いは日本にやらせ(黒田バズーカ)、欧州は2年もしないうちに量的緩和の出口戦略を探る決定。
一方で「我がアベノミクス」は4年半も量的緩和を続け、出口戦略すら検討しないほったらかし状態。
心のどこかで欧州も友達と思ってましたが、いよいよ日本が一人ぼっちになってしまいます。
アベノミクスの尻拭いは戦〇しかないのでしょうか?