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【棄民】福島県楢葉町2015年9月5日に避難指示解除が正式決定:政府原子力災害対策本部にて

投稿日:

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政府の原子力災害対策本部は7日、東京電力福島第一原発事故でほぼ全町民が避難している福島県楢葉町への避難指示について、来月5日に解除することを正式に決めました。

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http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS07H1E_X00C15A8EAF000/
解除の対象は約2700世帯の約7400人。同町では既に除染作業が一巡し、放射線量が低下している。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150807/k10010181691000.html
安倍総理大臣は「楢葉町の方々にふるさとを取り戻していただく最初の一歩であり、楢葉町を一層強力に支援していく」と述べました。

http://www.kahoku.co.jp/editorial/20150807_02.html

解除の要件には(1)年間の積算放射線量が20ミリシーベルト以下(2)生活インフラや医療、介護などがおおむね復旧(3)自治体や住民との十分な協議-を挙げている。
 国は住民との懇談会で「楢葉は生命・身体の危険が生じないレベルにある。原発事故前と同じ姿ではないが、安全は確保されている」と強調した。

福島・楢葉町の避難指示 政府、9月5日解除を正式決定(15/08/07)


<小出裕章さんに聞く>年間20ミリシーベルトは安全なのか?国際機関も加担する「社会的数値」とは

http://www.asiapress.org/apn/archives/2014/03/14122534.php
ご存知だと思いますが、この日本という国では普通の人々は1年間に1ミリシーベルト以上の被曝をしてはいけないし、させてもいけないという法律がありました。それに対して、私のように放射線を取り扱いながら仕事をし、給料をもらっている人間は1年間に20ミリシーベルトまではいいだろうという法律があったのです。

では、なぜ1ミリシーベルトや20ミリシーベルトという数字が決まったかというと、それまでの被曝なら安全だから、ではないのです。被曝というのはどんなに微量でも危険があるということが現在の学問の到達点です。20ミリシーベルトは当然危険だけれども給料をもらっているのだから我慢をしなさい、といって決められたわけです。

1 ミリシーベルトにしても、危険がないわけではない。けれども、この日本で住むからにはその程度は我慢をしなさい、ということで決められていたのです。ですから、1ミリシーベルトも20ミリシーベルトも科学的に安全な基準でもなんでもなくて、いわば社会的に決められた値だったのです。

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以下ネットの反応。

被災者支援の打ち切りへ向けて着々と帰還政策が進められています。NHKのニュースでは放射線量が低下していると書かれていますが、まさか信じる人はいないでしょう。

とにかく弱者を切り捨てることに余念がない安倍政権、もっともっと国民は怒らねばなりません。「自分には関係ないや」ではあまりにも寂しすぎます。

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