広島高裁は、主な論点として伊方原発に阿蘇山からの火砕流が到達する可能性を指摘しました。阿蘇河口から伊方原発へは約130キロ。グーグルで同心円を描くと、玄海原発も川内原発も同じような距離です pic.twitter.com/Nh4gYQ6DOZ
— 東京新聞 原発取材班 (@kochigen2017) 2017年12月13日
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以下ネットの反応。
これには実際、驚いた。そこまでの距離に火砕流が届くほどの噴火が阿蘇山で起こりうるなら、原発があろうがなかろうか、九州壊滅ではないか。そうした蓋然性があると裁判所が認めたことが恐ろしい。 https://t.co/jFaMGk3spf
— 岩上安身 (@iwakamiyasumi) 2017年12月14日
この画像作ったとこで「あれ?これ原発事故起きるまでもなく火砕流だけで九州全滅じゃね?」と気付かないものか。 https://t.co/oYU991Xi4L
— しわすみ (@s_w_s_m) 2017年12月13日
「火砕流が海を越えるはずないだろ」→火砕流密度は海水よりも低いので海の上を渡ります(マジ)。阿蘇山が四万年前に噴火したときの火砕流は山口県でも見つかってます。
「そんな噴火があったら九州は壊滅しとる」→壊滅後に火山灰をかき分けて日本人はそこに住まなきゃならんのだが?対策は必要だろ?— Simon_Sin (@Simon_Sin) 2017年12月13日
火砕流で九州が潰滅したって、部分的に取り残されて生き残る人々は当然出てくるだろう。そのときに、原発が爆発たら対処できなくなり、場合よっては見殺しになるだろう。そして不十分ながら注水できていた福島第一よりも激しい爆発を起こせば、風に乗って、日本の東側がどんどん放射能汚染される。
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) 2017年12月14日
まあ大噴火など持ち出さなくても原発を動かすのはあらゆる意味で許されないと思うが。少数を犠牲にする人権や倫理面から見ても、全体のコスト論から見ても、福島での事故を受けてのケジメとしても。
— yuuki (@yuukim) 2017年12月14日
いつのまにか「活断層や火砕流到達の可能性がなければ原発は安全」みたいな前提が作られてしまっているけど、そうじゃないでしょう。実際、チェルノブイリ事故もスリーマイル事故も、自然災害などなかったのに起きました。そのことを忘れちゃダメです。
— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) 2017年12月14日
今日、伊方原発の運転差し止めを広島高裁が決定しました。伊方原発は中央構造線断層帯の上にあり、私も一昨年再稼働するときには現地反対運動に参加しました。民進党議員は電力総連の反発を恐れて、私以外誰も参加していませんでした。立憲民主党は再稼働に反対なので、反対運動の先頭に立てます。
— 菅 直人 (Naoto Kan) (@NaotoKan) 2017年12月13日
メルケル首相のブレインの警告。「新しく原発を建設する作ることは非常に愚かなことです。昔ながらの原子力から脱却できないということが、日本が第3次産業革命を進められない最大の理由だと思います」
原子力から脱却しないと日本は二流国に陥る https://t.co/p4i03WSouc
— 村上さとこ@北九州市議会議員 (@murakamisatoko) 2017年12月14日
東京新聞取材班の良い仕事です。
これは当然ながら、川内・玄海原発についての火山噴火被害についても議論されなければなりません。
ただ、火山被害などなくても原発は即時停止・廃炉しかないことは間違いないことです(安全面・高コスト・再エネ開発遅れなど)。