日本の男性を蝕む「孤独という病」の深刻度 人生100年時代、オジサンはどう生きるべきか
2017年8月には、アメリカ・ブリガムヤング大学のジュリアン・ホルトランスタッド教授(心理学)が、アメリカ心理学会の年次大会で、孤独の健康影響効果について発表し、「世界中の多くの国々で、『孤独伝染病』が蔓延している」と警鐘を鳴らし、社会的反響を呼んだ。同年10月には、オバマ大統領の下でアメリカ連邦政府の公衆衛生局長官を務めていたビベック・マーシー氏が『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌上で、「孤独は深刻化する伝染病であり、その対処は喫緊の課題」という論文を発表し、大きな注目を集めた。
マーシー氏は任期中、アメリカ国中を視察して回り、「孤独がありとあらゆる年代や社会環境の人たちを蝕(むしば)んでいる実態」を目の当たりにし、孤独こそが多くの健康・社会問題の根底にある、と喝破した。「病気になる人々を観察し続けてきてわかったのは、その共通した病理(病気の原因)は心臓病でも、糖尿病でもなかった。それは孤独だった」。アメリカの公衆衛生の最高指揮官のこの独白は衝撃をもって受け止められた。
実際に、海外では、「孤独」は人間の身体・精神の健康に甚大な負の影響をもたらすことが、数えきれないほどの科学的研究によって明らかになっている。日本では、一人で死んでいく「孤独死」については喧伝されているものの、長年の「孤独」によって心身が蝕まれる「孤独による死」についての理解はそれほど進んでいない。実はたばこや、肥満や、飲酒と同等に、時に、それ以上に命を蝕むもの。それが「孤独」なのである。
2017年10月にアメリカの女性3000人に対して行われた調査でも、その3分の1(32%)の回答者が、がんと診断されることよりも孤独を恐れていることがわかった。それほどまでに、「恐れられる」ものである「孤独」が、なぜか日本では肯定的に受け止められている。
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以下ネットの反応。
こういうのきらいhttps://t.co/V7IJtHeNbc
— ぽんず! (@orcpns) 2018年1月16日
男は、、男は、強くなければ生きていけない。優しくなければ、生きている資格がない。
"日本の男性を蝕む「孤独という病」の深刻度 https://t.co/dF3iJ9dL5j— Josephs Alexander k. (@reemunbai) 2018年1月16日
ウォールディンガー氏いわく、「定年退職後、いちばん幸福な人は仕事仲間に代わる新しい仲間を自ら進んで作った人たち」だってさ。大きなお世話だよね。
:日本の男性を蝕む「孤独という病」の深刻度 東洋経済オンライン https://t.co/28mfwLScas @Toyokeizaiさんから— ふまつげん (@fumatsugen) 2018年1月16日
タイトルで笑ってしまった(笑っている場合ではない) https://t.co/fa7DI6Ga5X @Toyokeizaiより
— Hegira Moya (@hegiramoya) 2018年1月16日
「日本の男性を蝕む『孤独という病』の深刻度」https://t.co/qFQXxwP0Y7
孤独が健康に悪いというのであれば、孤独を最初に定義しないと。客観的な事情で判断するのか、主観的な事情で決まるのか、それとも総合的な判断なのか。いまいちピンとこない記事。— ニコボウイ (@niconicoboy) 2018年1月16日
タイトルで笑ってしまった(笑っている場合ではない) https://t.co/fa7DI6Ga5X @Toyokeizaiより
— Hegira Moya (@hegiramoya) 2018年1月16日
「孤独」と「たばこや、肥満や、飲酒」を比較すること自体が間違っているとは思いますが、それでも「孤独」の「健康」に対する悪影響について言及し、対策を取ることは重要だと思います。
にんげんは社会的な動物だもの。地域でのつながり、ネットでのつながり、大事よね。