アパレル(下着を含まない外衣のみ、以下同)の輸入浸透率はジリジリ上がって18年上半期は97.8%まで上昇しているが、わずかとはいえ国内生産も加えた総供給数量は年換算で29億点を超えそうだ。一方、家計調査から推計される国内総消費数量はプロパーはもちろんセールもアウトレットもリユースも全部合わせて13億5200万点ほどだから、今年は15億5000万点ほどが売れ残ることになる。
推定消化率は46.6%と信じ難い数字だが、総供給数量が11億9600万点と今日の41%に過ぎなかった90年は同じ計算方法で96.5%と期末バーゲン後はほぼ完売していたから、多少の誤差はあるにしても信憑性は高いと思われる。その後の四半世紀で消費数量は16.4%しか伸びなかったのに総供給数量は2.34倍(どちらも17年)にも膨れ上がったのだから、供給過剰で消化率が急落していったのも不思議はない。
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以下ネットの反応。
15億5000万点の衣服が売れ残りか アパレルは破綻していると分析 #ldnews https://t.co/LXrig7D1zb ヒェー
— スチュアート (@room_ray) 2018年9月12日
アパレルは売れ残りが50%こえ
消費は13億5200万点
売れ残りは約15億5000万点https://t.co/lLPYMCwR4k
目先の効く商売人は
売れ残り集めて売ったほうがいいぞ— 兼岡弘志 (@kanetixyan) 2018年9月12日
『アパレル流通はとうに破綻しており、キモノ業界に近づいているようだ』 https://t.co/aJzyfyt5IK
— こまきち (@mukasimatiaruki) 2018年9月12日
これも、可処分所得が大幅に減っているからのこと 所得が減っているのに、誰が服を買うの ...
15億5000万点の衣服が売れ残りか アパレルは破綻していると分析 #ldnews https://t.co/6VxJfQZ8V7— 🚗 TomiCraftJapan 🚕 (@tomicraftjapan) 2018年9月11日
最初、粗利が高いから多少は・・・と思ったが、記事を読んで考えを改めた。
どうやら、ここ10年で供給のバランスが完全に狂ってしまっている。 https://t.co/1eqHR4nY4z— 園田広宣@ジョギングする時間を作る為に走り続け (@hironobu_fumi) 2018年9月11日
「最終的には焼却処分されるか中古衣料として輸出される。」と記事に書いてありますね。https://t.co/qAU3RRgDEN
大きな問題なのに、マスコミは報道しないですね。
— ジュネス (jyunesu) (@jyunesu_) 2018年9月11日
アパレルは青春。
2012年頃までは総数も増えてたけど(ユニクロ・しまむらの健闘か?)、それ以降は減少傾向。
ネットがあると何でも家でできちゃうから、外出機会が減って、服も少なくて済む。