厚労省の賃金統計「急伸」 実態表さずと認める 政府有識者会議
厚生労働省が今年から賃金の算出方法を変えた影響により、統計上の賃金が前年と比べて大幅に伸びている問題で、政府の有識者会議「統計委員会」は二十八日に会合を開き、発表している賃金伸び率が実態を表していないことを認めた。
賃金の伸びはデフレ脱却を掲げるアベノミクスにとって最も重要な統計なだけに、実態以上の数値が出ている原因を詳しく説明しない厚労省の姿勢に対し、専門家から批判が出ている。
問題となっているのは、厚労省が、サンプル企業からのヒアリングをもとに毎月発表する「毎月勤労統計調査」。今年一月、世の中の実態に合わせるとして大企業の比率を増やし中小企業を減らす形のデータ補正をしたにもかかわらず、その影響を考慮せずに伸び率を算出した。企業規模が大きくなった分、賃金が伸びるという「からくり」だ。
実態に近い参考値に比べ、正式な数値は倍以上の伸び率を示している。
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以下ネットの反応。
厚労省の賃金統計「急伸」 実態表さずと認める 政府有識者会議https://t.co/hbGFONxCOM本給や手当、ボーナスを含めた「現金給与総額」をみると、七月が正式の1・6%増に対し参考が0・8%増、六月は正式3・3%増に対し参考1・3%増だった。実態に近い参考値に比べ、正式な数値は倍以上の伸び pic.twitter.com/J6N9kskxDc
— oohira ataru (@ttammakko) 2018年9月29日
厚生労働省が今年から賃金の算出方法を変えたことで統計上の賃金が前年と比べて大幅に伸びたが、政府の有識者会議「統計委員会」は、発表された賃金伸び率が実態を表していないと認めた。https://t.co/oTpfIJUiyZ
— 町山智浩 (@TomoMachi) 2018年9月30日
#アベノミクス 効果演出のためここでも実態とずれる賃金伸び率を「正式」と発表。厚労省が、実態表さずと認める。
現金給与総額は7月が正式の1.6%増に対し参考が0.8%増、6月は正式3.3%増に対し参考1.3%増。実態に近い参考値に比べ、正式な数値は倍以上の伸び率 #東京新聞 https://t.co/L9iKiUfIzu
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) 2018年9月30日
【公文書改ざん以来、政府統計も信用できなくなっている】GDPもうそうだが、賃金が急激に伸びた賃金統計についても、政府の有識者会議「統計委員会」は会合を開き、発表している賃金伸び率が実態を表していないことを認めた。何を信じればいいのか。https://t.co/Qa82tGGoGY
— 金子勝 (@masaru_kaneko) 2018年9月30日
認めた。
東京新聞:厚労省の賃金統計「急伸」 実態表さずと認める 政府有識者会議:経済(TOKYO Web) https://t.co/gsYbLnUlwr
— 明石順平 (@junpeiakashi) 2018年9月29日
じゃあ、今まで「好景気」って政府が言ってたの、うそだったって事⁈
ホント、官邸は全部嘘で塗り固めてやがるな…
東京新聞:厚労省の賃金統計「急伸」 実態表さずと認める 政府有識者会議:経済(TOKYO Web) https://t.co/812krhf3CK
— タマ (@drumscoazumacha) 2018年9月30日
ガチじゃないか。こんなこと聞くの初めてだな。
https://t.co/OX6ERpKgUB— ねずみ王様 (@yeuxqui) 2018年9月30日
「政府の有識者会議「統計委員会」は二十八日に会合を開き、発表している賃金伸び率が実態を表していないことを認めた」
アベノミクスの大本営発表がまたしても露呈。しかも、この統計所得の水増しは総裁選の前から指摘されていたのに、今になって認めるあたり実に姑息。https://t.co/qkenkhnesI
— 異邦人 (@Beriozka1917) 2018年9月29日
経済に影響を与えるレベルのデータ改ざん。安倍政権にとって統計とは国威発揚のための道具に過ぎない。 / “東京新聞:厚労省の賃金統計「急伸」 実態表さずと認める 政府有識者会議:経済(TOKYO Web)” https://t.co/M6ZKOFmQhx
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) 2018年9月29日
厚労省「かさ上げ」賃金統計 政府有識者会議が実態表さずと認めた https://t.co/jet9PErB90
— 岡三マン (@okasanman) 2018年9月29日