11歳少女、100ミリシーベルト被ばく 福島事故直後 放医研で報告
東京電力福島第一原発事故の直後、福島県双葉町にいた十一歳の少女が、喉にある甲状腺に推計で一〇〇ミリシーベルト程度の被ばくをしたと報告されていたことが、国の研究機関・放射線医学総合研究所(放医研)の文書から分かった。
一〇〇ミリシーベルトは国などの資料で放射線の影響でがんの発症が増加し得る目安として使われてきた。しかし、国はこれまで「一〇〇ミリシーベルトの子どもは確認していない」と発表し、この報告は伏せられていた。
甲状腺は首の部分にあり、放射性ヨウ素が集まりやすい。国や福島県の公表資料には「がんのリスクは一〇〇ミリシーベルト未満で検出困難」「チェルノブイリ事故では一〇〇ミリシーベルト以上でがん発症」と記されている。
当時、国が行った調査では100ミリシーベルトに達した子どもはいないとされていますが、報告を受けた放射線医学総合研究所では、データの信頼性が低いなどとして公表すべきものとは認識していなかったとしています。
福島県「該当する高い数値の記録はない」
福島県は「該当するようなデータは残っていない」としています。
国「コメントできる状態にない」
国の原子力災害現地対策本部は「事実関係については確認すべきことが多く把握できていないため、今の段階でコメントできる状況ではない」としています。
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以下ネットの反応。
こういうのが、8年経って出てくるって、普通じゃない。
いかに、原発事故被害を隠そうとする力が働いていたのか?
人の命より、何か別なものを守ろうとして?東京新聞:11歳少女、100ミリシーベルト被ばく 福島事故直後 放医研で報告:社会(TOKYO Web) https://t.co/pvaLztJkEX
— Hiromi1961 (@Hiromi19611) 2019年1月21日
⭕️11歳少女、100ミリシーベルト被ばく 福島事故直後
国は「100msvの子どもは確認していない」と発表し、放医研の報告を隠し続けてきたが、東京新聞の情報開示請求で明るみに出た。国の公表資料には「チェルノブイリ事故では100msv以上でがん発症」と明記されている。酷すぎるhttps://t.co/DNv35poNE8— 盛田隆二 (@product1954) 2019年1月21日
1080人スクリーニングでもこのくらいは出るわけで、基準値を10万カウントにしてた全体スクリーニングが実際どのくらいの被曝量だったのか等は再考しないといけない問題。→東京新聞:11歳少女、100ミリシーベルト被ばく 福島事故直後 放医研で報告:社会(TOKYO Web) https://t.co/GOc0KaxMNZ
— 木野龍逸 (Ryuichi KINO) (@kinoryuichi) 2019年1月21日
極めて深刻な隠蔽疑惑だ→東京新聞:11歳少女、100ミリシーベルト被ばく 福島事故直後 放医研で報告:社会(TOKYO Web) 「国はこれまで「一〇〇ミリシーベルトの子どもは確認していない」と発表し、この報告は伏せられていた。 」https://t.co/r78mUjYSp4
— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) 2019年1月21日
原発事故の後福島県双葉町にいた11歳の女の子が、甲状腺に100ミリシーベルト程度の被ばくをした可能性があると報告されていたことが分かった。報告を受けた放射線医学総合研究所では、データの信頼性が低いなどとして公表すべきものとは認識していなかったとしている。https://t.co/fvFa6ZoLV5
— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) 2019年1月21日
あ、NHKが追った。
福島の女児 甲状腺に放射線100ミリシーベルト被ばくか | NHKニュース https://t.co/j1WA0dGeeX
— 白石草 (@hamemen) 2019年1月21日